【21人目】

渋谷でナンパした女。
彼女は、一時期のメインキープとなり、当時、俺が主催する乱交パーティーの管理などもやらしていたことがある。
自宅に連れ出すさいの俺のセリフが…「豆腐を食べに行こう!」だったのを覚えてる。
というか、当時、男前豆腐というのが流行っていて、
スーパーやコンビニにも販売されていたのと同時に、
男前豆腐のキーホルダーなども売っていたのである。

ナンパをするさいに、自分の中でマイブームを作っておくという手法があるのだが、
そうすることで
声掛けの第一声のパターンを作っておいたり、
他人とは違うインパクトを相手に植えつけたりするのに効果的。
この当時は、豆腐がマイブームだったわけだが、
自宅近くのスーパーで実際に豆腐を買って、家で食う!
そして女も食う!いただきま〇こ!(笑)
今でも通じるかな?豆腐ネタ。
まぁ、インパクトはあるけれど。
で、彼女は専門学生だったのだけれど、
とにかく、社交的。
よく喋るし、人見知りをしないタイプ。
俺は、ナンパモードのとくはよく喋るし、一見すると社交的にもみられる。
でも実際はそうじゃない。
モードの切り替えスイッチをいくつも持ってて、
それを押してキャラを切り替えていくという方法をとっている。
例えば、人に会う際に俺は、
その日1日に話す会話内容を、
事前に頭で決めてから出かけるようにしている。
つまり脳で考えている事と、
実際に口に出して話す言葉は分離できる。
話している間は、何を考えてるかというと、相手がどのような仕草や態度をとっているかを観察してるんだ。
※(アナウンサーの小倉智昭は、実は吃音者なので、このテクニックを使っている。俺は吃音者ではないけれど、この技術を使う。)
特に、会話中に重複して出てくるキーワードとか、そういうのは無意識に、その人がテーマとしている事柄に連結してるはずだから、そこから本心や本音を探るというわけ。
これナンパでも同じで、俺はセリフを用意してから声かけてる。
例えば、「こんにちわ、どこいくの?買い物?」という質問にたいして、相手の答えは選択肢がかぎられてくる。
「はい」
「いいえ」
という具合。
この場合は二択、
もしくは無視を入れて三択だから、
無言にならないため各自の対処法を事前に用意しておくという感じ。
こうしたパターンを、物凄いフローチャートみたいな感じで、
シミュレーションしてから外出して、人と会話してるんだ。
これは別に女にたいしてだけでなく、
男にたいしてでもそうだし、
ナンパにかぎらず、仕事でもそういう感じ。
だから自分を
バカな奴に見せるというのも、
そこで相手が見下して来たら、しめたもので、そこに隙がしょうじる。
そういう心理的な隙間を覗き見して、相手の本当の性格を把握していこうというするわけだ。
人間は、「3,6,12の法則」というものがあって、
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