Lv23:自己分析で己を知る

性格は変えることができる

十人十色、千差万別、よく喋る明るい人から、無口な人など人それぞれいろいろな性格があると思います。よく喋るから人に好かれるか?と聞かれれば「うるさい」と嫌われる場合もあるし、無口だからといって「暗い」と嫌われるか?と問われれば「落ち着いている」と好かれる場合もあります。

人は性格を変えることはできないのでしょうか?いえ、性格は変えることができるのです。実際、性格には1人の人間に2つの性格種類が存在します。

1つは「生得性格」といい、遺伝的素質で決まってしまう性格のことを示します。これは生まれつき遺伝によって受け継がれた性格気質なので変えることはできません。

しかしもう1つの性格「環境性格」で、これは経験を積んでいくうちに付加され環境により性格にも変化がみられるというものです。

生得性格

生まれつき遺伝によって受け継がれた性格気質。

環境性格

経験や環境により性格も変化する。

つまり「生得性格=キャラクター」は天性のものなので親と気質は似てきますが、「環境性格=パーソナリティ」により環境や経験によって自分の性格を変化させることができるのです。

自分の性格が「根暗で…」と悩んでる人は環境を変えてみてはいかかでしょうか?自分の心がけしだいで新しい自分に人はなれるのです。同じ人生なら好かれやすい性格を目標にして生きてみると素敵な出会いが生まれるかもしれませんよ。

例:自分の性格を紙に記入してみよう

生得性格(遺伝的な特徴) 環境性格(なりたい自分) なりたい自分になる為の具体的な努力
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3): 3): 3):

自信をつけるためにリストアップ

自分の性格を書き出したらなりたい自分になるための努力が必要となります。
自分に自信がない。そういう人が数多くいますが、自信をつけるためには自分のリストアップ表を作り長所と短所を洗い出す必要があります。これをしないと、自分の魅力もわからないし、弱点が何かも把握できませんから。

自分をプロデュースする

これをセルフプロデュースといいます。まず、アナタが作りたいキャラクターを設定します。

明るくて、いつも笑顔で、話がおもしろくて…etc

そんな感じで自分が良いなと思うキャラクターを箇条書きにでもして書きだしていきます。そしてそのキャラクターを自分の頭の中でシミュレートして動かしていきます。自分が惚れこむような魅力的なキャラクターを想像しましょう。

もしもそれが難しいならば自分がイイと思うモテそうな人をイメージしましょう。これで自分の目標キャラクターが設定できました。そしてここからはそのキャラクターを自分が演じていきます。

あなたが惚れこむ位のキャラクターを実際に動かして喋らして出会いの絶対数を増やすために動かす。失敗してもいいのです。それは自分がダメなのではなくキャラクター設定がダメだったのです。早速作り直してバージョンアップをしてください。

出会いに同じ物語はありません。1つ1つの出会いを大切にしていきましょう。

そして、自分の中で「成功」と思える何かを掴んだら、自分自身にキャラクターを上書きして自信に変化させていきます。こうすることで気弱で自信のないアナタは消えてなくなります。

そうは言っても、自分には魅力が無い、モテないからイメージなどできないと考えてる人は多いでしょう。しかしその「思い込み」がますます自分をマイナス思考にしてしまっています。

そこから抜け出すには、まず「紙に書き出して」みましょう。

自分に魅力がない理由を過去を思い出しながら記入していきます。例えば「失恋した過去」などでもかまいません。とにかく惨めで思い出したくない過去を思い出して紙に書きます。

次に、その過去を惨めじゃないものにするには、当時、何をするべきだったのか?を考えます。

「なぜ失恋したのか?」

それは学校で皆の前でいきなり告白したからとか。友達にすらなれなかったのは、挨拶をする勇気すらなかったからだとか。そこから未来の自分をイメージしていくと、また新しい未来像がでてくると思います。

自分という存在の可能性は1つではないことを知りましょう。それこそが「自信」です。あなたという存在は、いくつもの選択肢の中の1つでしかないのです。

今日から生まれ変わるぐらいの気持ちで新しい自分を発見して行動して行きましょう。
それは挨拶でもいいし、掃除でも、ファッションを変えることでも何でもいいです。

より魅力的な自分になるための向上心をもつことがプラス思考であり「あなたのキャラクター」設定となるわけなのですから。

具体的に長所と短所を書き出す方法

長所と短所をより具体的に書き出すには、「自分で思う自分のイメージ」以外にも、「他人から見た自分(あなた)のイメージ」を周囲の人に聞いてメモするのがお勧めです。

これは友達でも家族でもいいですから、とにかくデータ収集することです。この段階でナンパができる人は、ナンパした女に自分のイメージを聞いてみるのもよいでしょう。

データ収集をしたら、「自分で思う自分のイメージ」と比較します。

すると「無口」が短所だと思ってたのに、「落ち着いて見える」などと長所の箇所に似た項目が振り分けられていたりしますから。

つまり自分が短所や弱点だと思っていたコンプレックス要因は、他人から見たら、そこまで短所ではなく、むしろ良いイメージとして認識されていた。という現象がおこります。

こうして現実を知ることで、あなたの中にいるネガティブな意識は変化をしていくはずです。とにかく自分というキャラクターを変化させていくには、具体的にメモをして書き出すしかありません。

マインドセットなどと言う言葉がありますが、他者が作ったプラス思考などは無意味です。あなたの人生や性格は、あなたにしか経験できませんので。

  • 自分で自分のイメージを書き出し、
  • 他人に自分のイメージを聞き書き出し、
  • 両親や祖父母を元に遺伝子レベルでの先天的性格要素を書き出し、
  • 成りたい理想の自分のイメージを書き出し、
  • その理想に近づくための具体的な方法を書き出す。

こうして一覧表を作り戦略を練ることが必要なのです。先天的な性格の長所は「魅力」として伸ばし、短所は後天的な要因で補っていけばよいでしょう。

魅力のアピールを作る

これは「自分の魅力を知りアピール方法を考える」という部分です。セルフプロデュースで自分の仕様書を制作する際に、「自分の魅力は何か?」を自己分析していることと思います。
自分の魅力がわからない人は、下記を参考にして作ってみてください。

よく使われる魅力の要素例

1.情熱(趣味、夢、など)

 

2.慈悲(家族や友達などを大切にするなど)

 

3.努力(資格の勉強、リハビリなど)

こうした魅力は、口説く時に会話でアピールしたり、第一印象とのギャップにより、カッコよくみえたりするわけです。これが、あなたの最大の武器であり最強カードとなりますので、長所を割り出し必ず作っておいてください。