交際後も「魅力」を継続させるには
告白をして恋愛対象と付き合ったからといって恋愛への道は、それで終わりではありません。そこから先、トキメキを与え続けないと「飽き」がきます。
ようするに「冷めて別れる」といった状態がやってきますし、その不安定要素を狙って新たな恋敵が現れたりもするわけです。
結局のところ恋愛対象と付き合うまでの流れでは「魅力のアピール」が最大の武器であり、最強カードの役割を担うわけですよね。
ナンパの場合は1回だけですむ「魅力のアピール」ですが、恋愛の場合、付き合った後に何度もアピールを仕掛ける必要が出てきます。
これはトキメキを演出して持続させるために必要なのですが、魅力という武器はそこまで多く持ち合わせている人は少ないでしょう。
そこで交際後にも恋愛のトキメキ感を与え続けるテクニックが必要なのです。
和むテクニック
ナンパ業界でいうところの「和み・和む」という状態ですね。心理学だと「親密度」、NLPなどでは「ラポール」などと呼ばれています。呼び方は何でもよいのですが、恋愛対象となる相手に「気が合う」「相性が良い」と思わすために必要な段階です。
そう思わすためには、様々なテクニックを駆使する必要があります。代表的なものをいくつか紹介しますので、組み合わせて使ってみてください。
「同調効果」
人間は自分と同じ行動をするものに対して無意識のうちに親近感を抱き心を開きます。つまり好きな相手と同じ行動を取っていけば、それだけで相手はアナタのことを好意的に見てくれるようになります。これを「同調効果」といいます。
そのなかでも誰でもできる簡単な手法をいくつか紹介していきましょう。
ミラーリング
相手の動きを合わせ鏡のようにマネする行為をミラーリングといいます。
正確には「同調効果」や「呼吸法」もミラーリングの一種なのですが、ここでは、わかりやすいように動きを真似する事をミラーリングに統一しておきますね。
やり方は簡単で。相手が水を飲もうとコップを持ち上げたとします。そしたら自分も同じように数秒ズラしてコップを持ち水を飲むと言った感じです。
あくまでも自然に。真似しているとバレないように行う必要があります。相手が髪を触れば、自分も髪を触る。同じすぐさをするうちに、無意識で「相性が合う」と思ってくれるというわけです。
非言語コミュニケーションでは「ボディーランゲージが55%」も占めるわけですから効果的です。
相手の目をみる
恥ずかしくて目を合わせることができない人は相手の鼻上を見ましょう。これは芝居でつかわれるテクニックですが相手の鼻上をみると相手からみたときに目をみつめられてるように錯覚します。話を聞くときはときどきでもいいので必ず相手の目をみるようにしましょう。
相づち法
・軽いリアクション
・オーバーリアクション
・シリアスな表情を織り交ぜる
相手の話を聞くときに大切なのが頷きや相づちなどのリアクションです。同じリアクションを繰り返してるだけでは会話を単調にさせてしまい「この人は話を適当に聞いている」と感じられてしまいますので注意しましょう。
ここまでのポイントをクリアできたら次に相手の話に合わせて自分の経験談や意見や感想などを会話の中にちりばめていきましょう。そして自分が得意なジャンルの話題になったら深く掘り下げていくことで主体性が自分に移ります。
女性の場合、話題がどんどん枝分かれしていくのが特徴的なので男性は枝葉枝葉の話題にあわせていくことがポイントです。
逆に男性の場合は1つのテーマを掘り下げた話を好む傾向にあります。女性は男性の話の腰を折らないように注意しましょう。
オウム返し
これは単純ですね。相手の言葉を繰り返すだけです。
「犬と猫ではどっちが好き?」
「猫かな?」
「猫派!同じだね~」
この程度のことですが、意外と効果的です。
ペーシング(呼吸法)
これは相手の呼吸や、声のトーン・リズム・スピードを合わせて会話する手法のことです。話し方を合わせるわけですね。
相手の話すスピードが遅ければ、こちらも少し落ち着いた感じで話します。早口ならば、同じようなリズムで、声のトーンも明るく喋るといった感じです。
そこまで気にする必要は、ありませんが、表象システムにおける「聴覚タイプ」などは、こうした要素に敏感な傾向があります。
表象システムとは?
人間には五感というものが存在しますが、その中で使われる回数が多いシステムというのが個々によって違うのです。
これをわかりやすくしたものが「表象システム」というもので、会話の中に含まれている単語やキーワードなどを観察してみると、よくわかります。
何かを思い出すさいに画像や映像で思い浮かべる人。目に見えるものに敏感。相手のオシャレなどを気にする。
BGMなどに敏感で音楽が好き。声のトーンなどを気にする。言葉の白黒もはっきりさせたい傾向がある。
思い出を匂いや味で覚えている。体感に敏感なため、店の雰囲気などを気にする。ボディタッチなどにも敏感なため、親しくなってからでないと警戒心を解きにくい部分もある。
人間だれしも、この3つが入り混じっていますが、ある程度の偏りがみられる部分もあるわけです。
恋愛対象の相手が、どういう部分に敏感だということが把握できたら、「表象システム」を参考に対処していくことも、覚えておくとよいでしょう。
喜怒哀楽を揺さぶる
恋愛が成就しても時間が経過するにつれてドキドキ感は薄れてきます。楽しい関係だけだとやがて飽きてきて、単調になってきます。そこにドラマがうまれないためにマンネリになってくるわけです。
こうした状態を打破するには「恋愛ドラマのようなトキメキを演出」して、あえて取り入れていかなければなりません。
そのためには喜怒哀楽を揺さぶり、感情のインフレ&デフレをコントロールする必要があるのです。
感情のインフレ&デフレ
よくプラス思考、マイナス思考という言葉がありますが、それとは少し性質が異なります。ここで説明するのは感情だからです。インフレとデフレを阻止するには、次の2つの感情に分類して把握します。
- プラス感情(喜楽)
- マイナス感情(怒哀)
相手の喜怒哀楽を0値に向かうようにコントロールしていきます。しかし人間なので喜びや悲しみなどの起伏がつねにあるわけですよね。図にすると次のようになります。

図のグラフに番号をつけましたので感情の起伏と喜怒哀楽の操作と揺さぶりについて解説していきます。
恋人の喜びや楽しさといった感情が、高まりすぎてインフレを起こしている状態です。このままいくと「飽き」がきて、マイナス感情に暴落してしまうわけですね。
恋人の怒りや哀しみといったマイナス感情の不満がたまりすぎてデフレを起こしている状態です。特に(1)のプラス値から(2)のマイナス値に下落すると振り幅が大きすぎて、より大きくマイナス感情が増幅するわけです。
恋人の怒りや哀しみを感じとり、喜びや楽しさを与えてフォローすることでマイナス感情からプラス感情に押し上げた状態です。
恋人の喜びや楽しさといったプラス感情が、怒りや哀しみなどのマイナス感情が発動したことにより下がった状態です。
恋人の怒りや哀しみの感情をすぐに察し、マイナス感情を速攻でフォローしてプラス感情に押し上げた状態です。
恋人をホメたり楽しませたりしてプラス感情を高めたが、このままホメすぎるとインフレ状態に突入するため、喜ばすのをセーブして0値(ニュートラル状態)に向かわせた状態。
これが「喜怒哀楽を揺さぶる」状態です。基本的には0値を目指すのですが、ホメ言葉を普段から使っていたり、優しすぎる、楽しませすぎるとインフレ状態になり、飽きるわけですね。これを0価にするためには、何もしなければ自然に戻ります。ホメなければいいわけですね。
ところが、ホメないし楽しませないし、喜ばせないといった状態が続くと、マイナス感情が蓄積されて不安定状態になってしまいます。これを放置すると別れに繋がります。
不安がおさまらない場合は、ホメ言葉の多用、プレゼント、旅行などの大きいイベントを提供すれば0値に戻せます。ただし不安定要素をプラスに向かわせる上げ幅は、下げ幅よりも重いので0値にするのは大変な作業になるわけです。
0値が一定だという事は、安定している精神状態であるわけですが、それだとドキドキ感や恋愛のトキメキが薄れるわけです。いわゆる「一緒にいる事が当たり前の空気のような関係」と呼ばれる状態になってきます。
インフレ状態との違いは、高揚感そのものがないという部分でしょうか。日常が安定して刺激がないわけですが、ここで少し不安定状態を与えてから速攻でフォローすることで、喜怒哀楽を揺さぶることができるのです。
ようするに意図的に恋愛のトキメキ状態を与えるわけですね。そうすると付き合いたてのような新鮮さが出てくるわけです。
ただ基本的に人間は0値のニュートラル状態のままであり続けるのは難しいので、ストレスがたまったり、ケンカしたりで自然と不平不満が出てくるものです。そうしたシグナルを見逃さないで、すぐにプラス感情に向かわせるようにフォローしてください。
プラスに戻すことを目指して、やっと0値に戻るぐらいの体感でしょうね。そのぐらい上幅を上げるのは重いので、とにかく恋人がマイナス感情を持ったら、すぐさまプラス感情に戻すように心がけてればよいと思います。
セックステクニック
セックスは相手によって変化させる必要があります。愛撫したりして反応をみながら性感帯を探るしかないでしょう。
淫乱にさせるには、まず自分が開放的になってエロくしむけなければなりません。お互いが性の壁を取り払う事で淫らになれるのです。