【同調効果】~ミラーリングで相性を合わせろ!

趣味が同じ出身地が同じなど人は自分と共通点があるほど相性がいいと勘違いする生き物です。その心理を恋愛に応用してみましょう。

ミラーリングと同調効果

人間は自分と同じ行動をするものに対して無意識のうちに親近感を抱き心を開きます。つまり好きな相手と同じ行動を取っていけば、それだけで相手はアナタのことを好意的に見てくれるようになります。

 

これを「同調効果」といいます。

 

そのなかでも1番簡単な「ミラーリング」を説明していきましょう。

 

 

 

例えば会話の最中に相手がジュースを飲んだら自分も飲み、相手が髪を触ったら自分も触るといった具合に相手と同じ行動をとるだけです。

 

 

そうするだけで相手はアナタのことを「相性が合う」と無意識に感じてくれるようになります。その他の同調効果としては好きな食べモノや血液型など様々な応用がききます。

 

◆会話での応用1

 

「血液型何型?」

 

「A型」

 

「本当!?同じだよ。気が合うね?」

 

◆会話での応用2

 

「血液型何型?」

 

「A型」

 

「相性ピッタリだね?」

 

「何型なの?」

 

「O型!A型とO型って気が合うらしいよ?」

 

ペーシングという技もある

 

相手のペースに合わせる「ペーシング」という技術もあります。これは相手の呼吸の仕方を合わせるなどがありますが、ややこしくなるので初心者はミラーリングだけ覚えておけばいいでしょう。

 

 

「応酬話法」も同調効果の一種

 

応酬話法とは、ビジネスでのセールストーク営業テクニックの1つです。「全裸監督」で有名な「西村とおる」氏がよく使うテクニックでもありますね。

 

相手が感想を言った後に「おっしゃるとおり!」と肯定したあとに「おしゃるとおり!ですが…」と自分の意見を言うテクニックがよく使われますね。

 

この「おっしゃるとおり!」が同調になります。

 

まず初めに相手に喋らせた後に、このセリフを付け加えることで、相手の意見を全部出し切らせてしまい、そのあとに自分のトークをねじこんでいます。

 

相手は自分の意見を肯定されているので反論しにくいわけです。

 

この心理を利用して営業(セールストーク)しているわけです。先ほどの応用における血液型の話と仕組みは、まったく同じことがわかりますよね。

 

※他にも「相づち法」も同調効果の一種ですが話の聞き方で使用される技法なので、別講座(話の聞き方)で詳しく解説していきます。

 

まとめ

 

相手の行動をバレないようにモノマネしてみる

 

相手の意見を肯定してから自分の意見を言う

 

共通点をアピールする