恋愛が長続きするパターンというものがあります。人を愛するのも努力が必要と僕はよく言いますが、こうしたパターンを参考に付き合い方を見つめなおすことも恋愛においては重要だと思います。以下、5つの恋愛パターンを紹介しますので参考にしてみてください。
「生得性格」は、遺伝的素質で決まってしまう性格ですが「環境性格」は経験を積んでいくうちに付加され環境により性格にも変化がみられるというものです。
つまり恋人との趣味や価値観などは努力次第で変化することが可能ということです。
「同調効果」で相性をあわせていくことで、お互いの共通点をより多く見出すことができ恋愛を継続さえることができるというわけです。
頻繁に会うことで相手に対する好意が高まることを「単純接触の原理」といいます。人が人を理解するのにはある程度の時間が必要です。
そのため、頻繁に会えばより相手を理解して自己開示できるので恋愛が長続きしやすいと考えられています。単純接触によりお互いの理解が深まることを「熟知性の原理」といいます。
自分を理解してもらおうとするばかりではなく、相手を理解してあげようとする気持ちが大切なのです。
自分の価値観を自分で評価して、それに見合った相手を選ぶことを「マッチング原理」といいます。
つまり自分の背が高いとさらに背が高い人を探そうとする女性や、自分が美男子だと思ってる男性が女性をルックスで選ぶ(モデルなどの肩書き)など、金持ちが金持ちと付き合うようなもので、
こうした場合は相手の自己評価を見抜いてそれを提示する「リワード効果」がキーポイントになります。
遠距離恋愛は別れる率がたかいといわれています。単純に心の距離感が図りにくかったり嫉妬や不安感が増すことによるものだと考えられますが、逆に近距離恋愛は結婚の確率が高いともいわれています。
一般的に、恋愛も、やはり労力がかかり、あまりに離れているとすれ違いも大きくなります。
住んでいる場所が近いほど、ちょっと会ったりするのもカンタンになるので、互いの心理的な距離も近づきやすくなるという原理です。これを「ボッサードの法則」といいます。
恋愛にはバランスというものが存在します。付き合っているからといって必ずしも相思相愛とは限りません。
そういった「恋愛バランス」は男女どちらの好意が大きいか、で決まり、相手に対する好意と、自分に対する好意があまりにアンバランスの場合はその恋が長続きする可能性は低くなります。
男50%女50%の恋愛バランスであれば足して100%なので丁度いいでしょう。
しかし片方が80%好きならオーバーしてしまいますよね?その場合は片方が20%にまで愛情を抑えてしまえばいいのです。
恋愛はバランスです。相手がおもいっきり甘えたいと感じていたり愛されたいと感じている欲求を察知したら、そのバランスを保つようにコントロールしていきましょう。
SVR理論とは、恋愛関係の発展を、相手から受ける刺激(stimulus)に魅力を感じる段階→相手と価値(valure)を共有する段階→互いの役割(role)を補い合う段階、の3段階に分けて考え一方的なものから相互的なものに変化する理論です。
例えば「野菜だけを食べて生活をしなさい!」と言われたら飽きますよね。
「肉の味」や「魚の味」を経験して初めて比較したり選択したりできるのです。
このときに「肉の味」を「野菜の味」よりも気に入ったとしたら刺激的ですよね?
これが恋愛の「一目惚れ」と同じ【刺激(ルックス)】と思ってください。
しかし「肉の味」ばかりでも飽きてきます。
次に「野菜を食べたい気持ち、肉が気に入った理由」などを考えるようになります。
これが【価値観(考え方)】にあたります。
ここの「野菜」に対する「価値観」や「肉」に対する
「価値観」が噛み合わないと恋愛が長く続きません。
これは恋愛における「性格の相性」と同じだと思ってください。
最後に「なぜ野菜が必要なのか?
自分にとって肉はどれくらい必要なのか?」と役割を考えます。
これが恋愛の「お互いに必要な存在なのか?」と
同じ感情であり【役割(結婚)】にあたります。
最終的には「役割」に成長させていくことが長期恋愛なのです。