マザコン・ファザコン。度が過ぎると危険だが、誰しもがもつ共通心理でもあります。例えば「年上が好き」これもマザコン・ファザコンの一種です。
年上好きの人からデーター収集をしてみると、大半が「安心感がある」「頼りがいがある」などという理由だったりします。
これは「守られたい」という心理がそうさせていて深層心理では【保護感】を要求しているということなのです。
例えば、「親に甘やかされて育った」という人は、小さい頃から親の愛情をもらうのが当たり前になっています。
その結果、大人になっても「愛情」がなくては生きられなくなってしまうわけです。
大人になると親元を離れなくてはならないので、その親という対象物の代用を求めて「年上」を求めてしまうのですね。
では逆に親の愛情を受けられなかった人はどうなるのでしょうか?
実は、これも逆説としては「保護感」を要求しているということになります。
つまり親からの愛情を受けられなかった代用を求めて「年上」からの「愛情」を求めてしまうのです。「年上=親」という認識が無意識に行なわれているわけです。
このような理由が考えられます。
また「年下が好き」という人も深層心理と本能は関係しています。
生物学的にみると、男性はより強い子孫を残し、自分が立場が上である為にも若い年下のメスを求めますが、
女性も自分と子供を保護してくれるオスを求めるので経済力があり経験豊富な年上を選ぶ傾向が多いとされるのです。
つまり男性が主導権を握るためには年下のほうが楽という心理がうまれるわけですね。
最近では女性も1人で生活でき、経済力を求めなくなってきました。その結果として、女性も強くなってきてしまい男性は弱くなってきたわけです。
「女性より強くありたい」という心理から年下を求めロリコンも増加しているそうですが、逆に女性が年下を求める理由として「癒されたい」という答えがもっとも多いそうです。
付き合うとしたら「年上」と「年下」どっちがよいですか?そう問われたとしたら、彼方はどちらを選択しますか?もしも「絶対に年上」とか「絶対に年下」と答えてるなら、少し考えてみましょう。
大切なのは「年齢」なのではなく、お互いが無理なく与えられる「愛情」にあるのでないかと。
愛に年齢は問わない。そう思います。