告白して振られる理由に「友達としてしかみれない…」という理由が多いと言われています。ここで諦めてしまう人が非常に多いのですが、この「友達」という言葉は諦めに値しません。
実際は友達から恋人へとレベルアップさせていけばいいのですから。人には「他人→仲間→友達→恋人→夫婦」といった段階があります。これを「新密度レベル」といいます。
「新密度レベル」=「他人→仲間→友達→恋人→夫婦」といった段階の事。
ある程度、親しい人間関係が形成できた状態で「相互接触」といいます。
このレベルの初期段階が、「3-1知り合い」→「3-2仲間」→「3-3友達」とレベルアップしていくわけです。
つまりアナタが「友達」としてみられてるということは、この「新密度レベル3-3友達」に属していることになるわけです。
ここから自己開示してお互いの考えてることや気持ちを開きあい、同調効果で相性をあわせていき、
価値観が同じだと感じたところで「3-4恋人」に発展するわけです。
つまり友達から先に進まない人は自己開示や同調効果がたりない可能性があります。
そして恋人に発展した後は最終段階「3-5夫婦」へとすすむわけです。
「好意の返報性」というのを知ってるでしょうか?これは相手の好意に対して人間は誰でも同じだけの行為を返すという法則です。
「好意の返報性」=相手の好意に対して人間は誰でも同じだけの行為を返す法則
つまり相手のことをよく知らないで「結婚してください」と告白することは段階言動ができていないのでNGですが、「好き」という好意は早めに伝えたほうが良いでしょう。
恋愛は、どちらか一方が相手に対して行為があることを伝え、それにより相手が自分に興味を持ち始めることであり、早い段階で気持ちを伝えることこそが段階行動における自己開示でもあるわけです。
「告白」と「好意」の違いをよく見極めましょう。
小さな「イエス」で答えられる質問をすると次の質問も「イエス」と答えやすくなるという心理技があります。
これは「AとBどちらにしますか?」と2つの選択を提示して、それ以外の選択を選ぶ意識をなくしてしまうためです。
ここではさらに上級なテクニック「第三のイエス」を説明したいと思います。
このテクニックは2つでは少なく感じる選択を3つ提示することで相手の不満を解消させて自分で選択したように思わせるものです。
事前に注意すべきてんとしては最初から3つの選択を出してはいけません。最初に2つ提示して最後に3つ目を提示するのです。
応用としては過去の恋愛話などで別れた原因が付き合ってた人側にある場合など、選択A氏、選択B氏、という感じで相手に認識(過去の恋愛相手の感想を引き出す)させ選択C氏を自分の魅力として提示していくのです。
さらにこれを応用して、魅力のアピールを仕掛ける布石としても使えます。
男「彼氏とラブラブなんだ?まったく不満とかない?」
女「いや不満はあるけどー」
男「例えば、どんな不満がある?」
女「ゲームばかりして、かまってくれないとか」
男「あぁ、俺だったらキミが目の前にいるからゲームよりも夢中になっちゃうかもね」
こうした心理テクニックの仕組みは同じなので、セリフを変えるだけでいくらでも応用することができるというわけです。
例えば彼女や彼氏がいないと悩んでいたとします。
ここで「友達にコンパを開いてもらう」など目標が低い場合は比較的スムーズに達成できますが、
「芸能人と結婚したい」など目標が高すぎると「達成するのは無理」という心理が生まれてしまい、結局、恋愛すること事態を否定してしまい努力をしなくなってしまいます。
もうすこし具体例をあげると好きな人ができたとして「この人と結婚したい!」などといきなり目標数値を高く設定してしまうと達成するまでの道のりが長いので諦めも早くなりがちです。
まずは、「一緒に食事にいく」など低い目標数値を設定していき確実にクリアしていきましょう。
「皆で食事に行く仲」
↓
「2人で食事に行く仲」
↓
「定期的に会える仲」
↓
「好意を伝える」
↓
「告白して付き合う」
このように段階的な目標設定をしていくことが告白達成の近道といえます。
失恋したときの落ち込み具合が人それぞれなのは、性格のせいではなく自我関与の差で決まります。
つまりその対象(好きな相手)にどれだけ関わっていたか、またはのめり込んでいたか、その差によって反応が違ってくるのです。
「この人を命をかけて愛している」といった強い思いで恋愛をしている人は、どんなに性格が強くても失恋したときの落ち込みが激しいのです。
逆に自我関与の度合いが少ない人は失恋しても比較的平静でいられます。
こういった自我関与の低い人は恋愛というものは自分の能力を超えた運や偶然に負うところが多いという考えるので失敗したときに落ち込まないと言われています。
つまり失恋して落ち込むのは性格ではなく依存の度合いによるところが大きいのです。
依存を分散するには、自分の興味ある対象(趣味を増やすなど)が有効です。
相手を愛する気持ちは大切ですが、のめりこみすぎて自分を見失ってしまうのは問題です。
自我関与のバランスを見つめなおしながら恋愛をしていきましょう。