このようなキーワードに当てはまる尺度により、異性に対する感情が「好意」か「愛情」かわかります。
つまり、学校や会社における「憧れの先輩」にたいするトキメキは、もしかしたら好意であって愛情ではないかもしれないのです。
人を好きになり付き合う前は、一旦冷静に考えてみることも必要です。
デートと聞くと、緊張する人も多いかもしれません。高いレストランを予約したり、花束を用意したり…実際は、そのようなことは必要ないのです。
大切なのは「ムード」であり、これを「強化感情」といいます。
アメリカでは「パワーランチ」といって、ビジネスを上手く運ぶ為に食事をして和みます。 また日本でも「接待」といって、ビジネスを上手く運ぶ為に酒を飲んで和みます。
これは食べ物や、お酒の快感と、その人にたいする好印象を心理的に結びつけるため行なう行為です。
まず食事に誘う。これはちゃんとした心理的理由があります。人間には快感を生む「A10神経」というものが存在します。
この「A10神経」は性欲、攻撃欲、食欲の中枢のすごそばを通っている。欲が満たされる快感は全て「A10神経」の快感なのです。
つまり人間は性欲の変わりやストレスや寂しいときなども「A10神経」を満たすために食事をしたりしてごまかすのです。
ようするに食事をする快感とSEXをする快感は同じというわけですね。だから食事をしながら会話することが本能に1番近く無防備。
そのために食事をするのだけど、このときに腹いっぱいに食べさせるのはNG。 だって食欲が満たされると性欲も満たされてしまうから。
バイキング料理とかを食べに行くのはやめといたほうがいいでしょう。まぁ普通に食事しているなら問題ないと思います。
会話しながらの食事って腹は満たされないので。会話に集中するから食欲が満たされない。でも「A10神経」によりSEX中に会話してるのと同じなわけです。
これと一緒でデートにおいても、気分のいい場所、美味しい店だと相手にたいする印象もよくなってしまうのです。
ここで注意しなければならないのが「飽きない関係」を作るという部分です。
気分のいい場所、美味しい店に連れて行ってお互い相手にたいする印象もよくなったとします。だからといって毎回毎回同じように美味しい店に連れて行くと「飽きて」しまいます。
前は高級レストランにいったのなら、次は安いラーメン屋に行ってみたり…
デートにメリハリを作ることが「ムード」を作るということなのです。