まず会話やトークの仕方などに関しては、かなりの数のテクニックが存在します。ここではその一部だけを紹介します。ナンパ講座のほうにも別途トーク技術を公開していますのでそちらも参考にしてみてください。
基本は質問形式で会話をしていき相手の情報(どこに住んでるのか?趣味は何か?など)を入手することが大切です。
ここで注意してもらいたいのは【取材】と【尋問】は違うということです。
相手から話を聞き出すときに【取材】は、言葉に気配りしながら、自分が聞きだしたい情報と、相手が話したい会話を一致させる誘導技です。
逆に【尋問】は、問い詰めながら「住所は?」「名前は?」「年齢は?」みたいな感じでブツ切り質問を一方的に繰り返す行為です。
フリートークをする場合は、自然に湧いてくる質問を順々に質問しながら会話を誘導する【取材】のような感覚で会話していきましょう。
ここでは【取材】で使える小技について解説します。
出身、趣味、など相手との接点になりそうな話題を小出しにすることを言います。
例えば「タコ焼き」の話題になったとします。
テーマ:タコ焼き
A「昼飯は何を食べた?」
B「タコ焼き」
A「そういえば関西出身だったよね?」
B「うん」
A「京タコって中身やわらかいよねぇ」
テーマ:タコ焼き
A「昼飯は何を食べた?」
B「タコ焼き」
A「そういえば関西出身だったよね?」
B「うん」
A「毎年、関西には旅行で行ってるだよね俺」
テーマ:タコ焼き
A「昼飯は何を食べた?」
B「タコ焼き」
A「そういえば関西出身だったよね?」
B「うん」
A「関西の地震は凄かったよねぇ」
このように、1つの話題に関連する周辺的な話題を広げていきます。
自然にたくさんの餌(話題)をばらまいて相手が餌に引っかかってくれれば成功です。心理学で言う「類似性の動機づけ」がおこなわれていますので。
A「お酒は強いの?」
B「いいえ」
A「弱いんだ?」(※ここがNG)
B「はい」
これでは会話が弾まないですよね?同じ質問をするならば…
A「どんなお酒が好きなの?」
B「ワインとか」
このように何らかの言葉を付け加えないと答えられないような問いかけや、短く答えられる質問形式で話を広げましょう。
A「どんなお酒が好きなの?」
B「ワインとか」
A「へぇー、そうなんだ」(※ここがNG)
これでは会話が弾まないですよね?同じ質問をするならば…
A「どんなお酒が好きなの?」
B「ワインとか」
A「そうなんだ!俺もワイン大好きだよ、白と赤ならどっちが好き?」
このように同じ聞き方でも、相手の答えを受けて、さらに話が発展していくような訊き方をするのがコツなのです。