【オマケ】恋愛自己分析ツール

恋愛パターンを自己分析するためのツールが、会員サイトにある【恋愛自己分析ツール】に付属されておりますのでぜひためしてみてください。

恋愛投資方程式

アメリカの社会心理学者ラズバルト(Rusbult,C.E.)は、親密な対人関係の発展プロセスを社会的交換理論の観点から説明する「投資モデル」を提唱しています。

 

これは、ある対人関係にかかわっている人々がそれに満足感を覚えたり、その関係を継続しようとする意志を強めたりする条件に関する2つの公式から成り立っていまする。

 

【公式1:関係満足感=(報酬量-コスト量)-比較水準】

 

まず「公式1」によると、人はある対人関係から生じる報酬からコストを差し引いた成果が大きいほど、その関係への満足感も高くなると予測されます。

 

ただし、たとえ同じ成果が期待できるにしても、それにどのくらい満足するかは人によって個人差があります。この判断基準を「比較水準」と呼び、その人の過去の対人経験の中でどのくらい「楽しい思い」を味わってきたのか、その平均的なレベルを表しています。

 

【公式2:関与度=満足度+投資量-選択比較水準】

 

次に「公式2」から、ある対人関係に対する満足感が高くなるほどその関係を継続しようとする意志(関係関与性)が強くなることが予測できます。

 

しかし、関係関与性の高さは選択比較水準と投資量の2つの条件によっても決まるので「選択比較水準」は現在交際している相手以外の「キープ」などがいる人の場合、

 

その相手が今の恋人より魅力的な人物であるかどうか、今の恋人を捨ててその相手と改めてつき合うことにためらいや躊躇を覚えるかどうかなどの基準が選択比較水準を表しています。

 

一般に、他の相手との関係から期待できる報酬量が小さく、交際相手以外の人物との関係に乗り換えるためのコスト量が大きいほど、今の相手との関係を続けようとする決心は強くなるのです。

 

要するに、長期間にわたって続いてきた関係はそれだけで自然に別れにくくなってしまうということであり、

 

結婚したカップルが簡単に別れることが少なく高い関与度を維持するのは、報酬や愛情が強まるためというよりも、むしろ投資量が増加するためだと考えられます。

 

 

※5点~1点で点数を当てはめて計算してみましょう。

 

 

▼【公式1:関係満足感=(報酬量-コスト量)-比較水準】

 

■報酬:その相手と付き合っていることで得ているもの

 

(1)知識や考えが広がる…「 」点

 

(2)楽しい事がいっぱいある…「 」点

 

(3)性的欲求が満たされる…「 」点

 

(4)おごってもらえる…「 」点

 

■コスト:その相手と付き合っている事で失っているもの

 

(1)お金がかかる…「 」点

 

(2)他の事をする時間がなくなる…「 」点

 

(3)行動が束縛される…「 」点

 

(4)心理的負担…「 」点

 

■比較水準:相手に求める欲求

 

(1)わがままを聞いてくれる人が好き…「 」点

 

(2)自分はつくされるのが好き…「 」点

 

(3)プレゼントをもらうのは当たり前だ…「 」点

 

(4)振られるより振るほうが多い…「 」点

 

▼【公式2:関与度(恋愛のめり込み度)=満足度+投資量-選択比較水準】

 

■投資量:その恋愛にこれまでつぎ込んできたもの

 

(1)2人だけの思い出がたくさんある…「 」点

 

(2)デート代をたくさん払った…「 」点

 

(3)付き合ってた期間が長い…「 」点

 

(4)子供がいたり結婚や同棲をしている…「 」点

 

■選択的比較水準:その恋愛をやめて他の恋愛に移るときのコストや報酬

 

(1)他に付き合ってみたい人がいる…「 」点

 

(2)相手がいなくなっても失うものが少ない…「 」点

 

(3)自分はモテる…「 」点

 

(4)今の恋人とは簡単に別れられる…「 」点

 

 

 

■恋愛パターングラフ

【図1:love01】

 

次に挙げる質問にあてはまる点数を()の中に記入していきます。

 

「よくあてはまる」・・・・・・・・5点

 

「少しあてはまる」・・・・・・・4点

 

「どちらともいえない」・・・・・3点

 

「あまりあてはまらない」・・・・2点

 

「まったくあてはまらない」・・・1点

 

01:恋愛は楽しむことが大切( 点)

 

02:恋人に頼られるのは嫌い( 点)

 

03:恋人とは「さらっとした関係」でいたい( 点)

 

04:恋人とはいえしょせん「他人」だ( 点)

 

05:浮気はしょうがない( 点)

 

06:ストーカーの気持ちが理解できなくもない( 点)

 

07:恋愛中は相手のことで頭がいっぱいだ( 点)

 

08:恋人が他の異性と会話していると不安( 点)

 

09:相手が自分を愛しているかばかり気になる( 点)

 

10:失恋で自殺する気持ちがわかる( 点)

 

11:恋愛相手と結婚相手は別だと思う( 点)

 

12:友達に自分の恋人がどう見られるかを気にする( 点)

 

13:恋人を選ぶときに、自分のレベルが上がるか下がるかを気にする( 点)

 

14:恋人の経済力や学歴を重視する( 点)

 

15:「愛してる」だけではダメだ( 点)

 

16:一目ぼれをすることが多い( 点)

 

17:「ロミオとジュリエット」のような恋愛が理想( 点)

 

18:恋人はルックスだ( 点)

 

19:恋愛映画をよく見る( 点)

 

20:人生の1番の楽しみは恋愛だ( 点)

 

21:知り合ってすぐに付き合うことは少ない( 点)

 

22:別れても友達でいられる( 点)

 

23:身近な友達が恋人になることが多い( 点)

 

24:ほのぼのとした恋愛が多い( 点)

 

25:友情から発展する恋愛が最高だと思う( 点)

 

26:恋人の苦しみを自分が背負ってあげたい( 点)

 

27:恋人の幸せが自分の幸せである( 点)

 

28:恋人のためなら死ねる( 点)

 

29:自分が悩んでるときでも恋人には優しく接したい( 点)

 

30:恋人と一緒ならどんな苦しみも耐えられる( 点)

 

※採点方法

次の表にしたがって質問の点数を計算して6項目の合計得点を出します。

 

  • 1項目:01~05=(  点)
  • 2項目:06~10=(  点)
  • 3項目:11~15=(  点)
  • 4項目:16~20=(  点)
  • 5項目:21~25=(  点)
  • 6項目:26~30=(  点)

 

次にそれぞれの項目の得点を【図1:love01】のグラフの中に書き込み、線で結んで六角形を作ります。こうすることであなたの恋愛パターンが目に見える形で現れます。

 

  • 1項目の合計点=ルダス
  • 2項目の合計点=マニア
  • 3項目の合計点=プラグマ
  • 4項目の合計点=エロス
  • 5項目の合計点=ストルジュ
  • 6項目の合計点=アガペ

 

▼ルダス

 

恋愛をゲームとしてとらえ、とにかく楽しむことを大切にするタイプ。 複数恋愛をすることもできるタイプ。

 

  • 【ルダスを伸ばす方法】
  • 1、デート中は「今してる」ことだけに集中して余計なことは考えない。
  • 2、自分の欲求をしっかりと相手に伝える。
  • 3、デート中はとにかく「楽しむ」こと。

 

▼エロス

 

ロマンチストで1つの恋に人生をかけてもイイと思うタイプ。美しい外見の人に強烈な一目惚れをしたりします。

 

  • 【エロスを伸ばす方法】
  • 1、話題の恋愛ドラマ・恋愛映画・恋愛小説をよく見る。
  • 2、「ロマンチック」なデートを心がける。
  • 3、「恋する気持ち」を忘れない。

 

▼アガペ

 

常に相手の為を考え相手の幸せの為なら自分を犠牲にすることもできるタイプ。 恋人に何の見返りを求めない付き合いができます。

 

  • 【アガペを伸ばす方法】
  • 1、毎日、相手に自分の気持ちを伝える。「おはよう」「おやすみ」「おつかれさま」等

 

▼マニア

 

独占欲が強く、相手を自分だけのものにするタイプ。嫉妬深く相手を疑ったり責めたりします。

 

  • 【マニアを防ぐ方法】
  • 1、見返りを求めないこと!(マニアだけは伸ばさないようにしましょう)

 

▼プラグマ

 

恋愛を地位や財産などを得るための手段と考えるタイプ。自分の求める基準を相手が満たしているかを考えてつきあう。

 

  • 【プラグマを伸ばす方法】
  • 1、できるだけ具体的にメリットとデメリットを考える。
  • 2、相手の「良いトコ」と「悪いトコ」を見極める。

 

▼ストルジュ

 

長い時間をかけて愛を育んでいくタイプ。恋愛に仲間意識に近い感情をもっていて嫉妬や不安などは感じにくい。

 

  • 【ストルジュを伸ばす方法】
  • 1、恋人と共通の趣味や話題をたくさん作る。
  • 2、恋人と「内面的な話」をたくさんする。
  • 3、別れても友達でいられる関係を作る。

 

■恋愛交流分析

 

次に挙げる質問に次の3つの記号を記入してください。

 

  • はい=○
  • いいえ=×
  • どちらでもない=△

 

【CP】

 

01:友達や子供や後輩が間違いをするとすぐに怒る?=「 」

 

02:規則を守ることに厳しい?=「 」

 

03:最近の世の中は子供を甘やかしすぎている?=「 」

 

04:礼儀作法には厳しい?=「 」

 

05:人の言葉をさえぎって自分の考えを主張する?=「 」

 

06:責任感は強い?=「 」

 

07:小さな不正でも許せない?=「 」

 

08:「ダメじゃないか」「~しなくてはいけない」という言い方をよくする?=「 」

 

09:良い、悪い、をハッキリしないと気がすまない?=「 」

 

10:子供はスパルタ式に厳しく育てたい?=「 」

 

【NP】

 

01:道を聞かれたら親切に教える?=「 」

 

02:頼られたらたいていのことは引き受ける?=「 」

 

03:友達や家族にプレゼントすることが好き?=「 」

 

04:子供をほめることが好き?=「 」

 

05:他人の世話をすることが好き?=「 」

 

06:他人の短所よりも長所を見る方?=「 」

 

07:人が幸せになることを喜べる?=「 」

 

08:友達や子供や後輩の失敗を許せる?=「 」

 

09:自分は思いやりのあるほう?=「 」

 

10:経済的に余裕があれば孤児を引き取って育ててもいい?=「 」

 

 

【A】

 

01:感情的よりも理性的なタイプだ?=「 」

 

02:何事も情報を集めて冷静に対処する?=「 」

 

03:時間を上手く活用するのが得意?=「 」

 

04:仕事は能率的に片付けていくのが得意?=「 」

 

05:いろんな本を読むのが好き?=「 」

 

06:誰かを叱る前に事情をよく調べる方?=「 」

 

07:物事は結果を予測してから動く方だ?=「 」

 

08:損か得かをよく考えるほうだ?=「 」

 

09:体調が悪いときは無理をしない方だ?=「 」

 

10:わからないことは人に相談して上手く片付ける?=「 」

 

 

【FC】

 

01:嬉しいときや悲しいときは顔や表情にでてしまう?=「 」

 

02:人前で歌を歌うのが好き?=「 」

 

03:言いたいことを遠慮なく言う?=「 」

 

04:子供が、はしゃいだりするのを放っておくことができる?=「 」

 

05:わがまま?=「 」

 

06:好奇心が強い?=「 」

 

07:子供と一緒にハメを外して遊べる?=「 」

 

08:漫画を読んで楽しめる?=「 」

 

09:「わぁ!」「凄い!」「かっこいい!」などの言葉をよく使う?=「 」

 

10:遊びの雰囲気に楽に溶け込める?=「 」

 

 

【AC】

 

01:遠慮がちで消極的なほう?=「 」

 

02:思ったことを言えず後悔することがある?=「 」

 

03:無理をしてでも他人から良く思われたいと努力する?=「 」

 

04:劣等感が強い?=「 」

 

05:いつも良い人でいるため爆発しそうだ?=「 」

 

06:他人の顔色をみて行動する?=「 」

 

07:自分の考えより親や人の言う事に影響されやすい?=「 」

 

08:人の評価が気になる?=「 」

 

09:嫌なことを抑えてしまう?=「 」

 

10:内心不安だが表面的には満足してるようにふるまう?=「 」

 

 

※採点方法

 

次の表にしたがって質問の点数を計算して5項目の合計得点を出します。

 

  • ○=2点
  • △=1点
  • ×=0点

 

  • 【CP】=(  点)
  • 【NP】=(  点)
  • 【A】=(  点)
  • 【FC】=(  点)
  • 【AC】=(  点)

 

 

【図2:love02】

 

 

次にそれぞれの項目の得点を【図2:love02】のグラフの中に書き込み、折れ線グラフを作ります。それがあなたの「エゴグラム」です。自分の性格や交流関係の深層心理が表れています。

 

 

【CP】

この数値が高い人は、上の立場からモノを言う傾向が強いです。理想を追求したり、規則をよく守るという良い点がある反面、人に対して支配的になったり命令や非難が多くなって嫌われやすいという欠点もあります。

 

【NP】

この部分が強い人は、人に対して優しい、思いやりがある、励ますのが上手いという良い点がある反面、度が過ぎると「過保護」「押し付けがましい」という欠点にも繋がります。

 

【A】

感情に支配されず、理性的、冷静に行動する傾向が強いです。自分をコントロールしていつでも人と落ち着いて接する事ができます。しかしそれが「冷たい」「面白みが無い」という欠点にも繋がります。

 

【FC】

自由奔放に行動したいという欲求が強いです。本能のまま自分の好きなように行動して、明るくのびのびとしているので人から好かれやすい反面、「自己中心的」「わがままで他人に迷惑をかけやすい」という欠点もあります。

 

【AC】

自分の感情や欲求を抑えて親や教師の言う事に従おうとする「良い子」の部分です。他の人からは「扱いやすい」「素直だ」との評価を受けますが、自発性に欠け、嫌な事を嫌と言えないのでストレスがたまりやすいです。