ナンパ用語というものは知らない人からすればまったく意味不明な言葉が多いかもしれませんね。実際にナンパ用語を使用している人達でさえも、その語源や意味などの歴史を詳しく解説できる人は少数だと思います。
まぁ、誰かが言い出したものが一般的に認知されていくという仕組みは、流行語みたいなものですからね。1998年にナンパ研究会から生まれたナンパ用語も今では普通にナンパ業界で使用されているものも数多くありますから。今回は、そうしたナンパ用語について取り上げてみることにします。
よくストリートナンパやクラブナンパをしていると「ソロ」とか「コンビ」という言葉が仲間内で飛び交います。
これには2種類の意味がありまして、まずは「1人歩きの女性=ソロ」「2人歩きの女性=コンビ」という女性側の視点からみた表現方法があります。
そしてナンパ師の視点からみた表現として「1人で声をかけること=ソロ」「2人で声をかけること=コンビ」という男性側の視点からみた表現方法へと分かれるのです。
コンビナンパの場合は男同士の相性が重要で、テンションが違いすぎるともう一人の男側が無口になってしまって成立しなくなるとかもあるので、注意しましょう。
・「ソロ」=1人で声をかけること or 1人歩きの女性
・「コンビ」=2人で声をかけることor 2人歩きの女性
ちなみに「ソロ」には「完ソロ」という言葉が存在してまして、これは「完全ソロ=完ソロ」の略語です。
ソロの場合は、近くに他のナンパ仲間がいる状態で1人歩きの女性に1人で声をかけに行くことを示しますが、完ソロは、ナンパ仲間といっさい合流しないで、ひたすら孤独に1人ぼっちでナンパをし続ける行為のことを示します。
同じソロでも「ソロ」と「完ソロ」では意味が異なることを覚えておきましょう。
さらにコンビとソロの中間に位置するナンパの声かけ方法に「3平」「逆3(平)」という用語があります。これは「3人が平行に歩きながらトークする」ということが語源でうまれたナンパ用語です。
・「3平」=1人歩きの女にたいして男2人が一緒にナンパする行為
・「逆3」=2人歩きの女にたいして男1人でナンパする行為
といったような意味になります。3平も逆3も成功すると必然的に複数プレイになるため3Pに陥りやすいというわけで、それ専門にやっている人もたまにいます。
この場合は、男同士の相性やパワーバランスやシンクロ率といったものが重要なキーポイントとなるでしょう。