本日は、「ギャップ効果」について語ろうと思います。人は、ギャップのあるものに惹かれますよね。
例えば、女性が、オシャレなお店で食事をすると喜ぶのは、非日常空間を味わえるからなのです。
逆に普段からオシャレな店や、高級レストランでしか食事をしないような人からすれば、それは日常になってしまうのでギャップにはなりません。
つまり店によって影響力が反映されるのではなく、彼女の生活習慣にたいしてギャップが演出できるかどうかがポイントなわけです。
他にも人間そのもにフォーカスしてみると次のような例があげられます。
最初から良いイメージの人が、良い事をするより、最初に悪いイメージの人が、良い事をするほうが、より良いことをしているように周囲には感じられるのです。(だからといって、わざとに悪を演じないでくださね・笑)
心理学では、こうしたギャップ効果のことを、「ゲイン効果」といいまして、他にも様々なギャップパターンがあげられます。
パターン例:
冷たそうな雰囲気の人が、話してみたら優しい人で印象が良くなった。
パターン例:
普段は、アホみたいな話しかしない男が、実は、凄く頭の賢い部分を見せる。
パターン例:
軽くて適当そうな男が、実は、マジメな顔をして話してたりすると、気持ちが動く。
などなどいろいろありますが、このテクニックは女心を誘惑するのに非常に役立ちます。ただ、簡単にギャップ効果を使うためには、自分の長所と短所を知らなければなりません。
なぜなら、自分では、マジメそうなイメージだと思っていても、周囲の人は、あなたを天然で、面白い人と思っているかもしれないからです。
そのためには、自分が他人から、どういうイメージで見られているかを把握する必要があるわけです。
人間というモノは、3つの自分で形成されていることは、以前お話しましたよね。
・自分が思う自分のイメージ
・周囲が思う自分のイメージ
・他人が思う自分のイメージ
一応、復習しておきますと、まず「自分が思う自分のイメージ」とは、あなたの心の中の自分のイメージです。それを、まず長所と短所という感じで紙に書き出してください。
次に、「周囲が思う自分のイメージ」を親、兄弟、友達、など、自分と一緒によくいる人達に「俺のイメージってどんな感じ?」などの質問をして自分のデーターを紙に書き出します。
そして最後の「他人が思う自分のイメージ」は、初対面の人に自分のイメージを聞いていってください。
いずれも男女関係なしで、聞いてくれてかまいません。それを紙に書き出します。
さて、これで3つのデーターがそろいました。これを比較してみると、自分のイメージと他人のイメージのギャップが出てくるはずです。
もしも、自分と他人のイメージにギャップがない場合は、自己分析が冷静にできていたということになりますね。
さて、ここからが重要なのですが、「他人&周囲が思う自分のイメージ」で書いた項目と逆のイメージを少し見せるとギャップ効果になります。
今回は、あくまで、ギャップを演出するのが目的なので、やりすぎると、イメージが変化して、その演出した姿が第一印象になってしまいギャップにならないので注意してください。
例えば、痩せてて頼りなさそうというのが周囲のイメージならば、頼りになるような要素を身に着ける必要があるということになります。
頼りになる要素というのは、筋肉質な身体だけでは、ありません。
格闘技の話をするとかでも全然、イメージが変化します。
つまりこの格闘技の話がギャップ効果になるわけですね。
筋肉質な体になってしまうと、それは変化であるためギャップにはなりませんから注意が必要です。
格闘技の話でなくても、車の運転が上手いとかでも頼りがいのあるというアピールにもなります。
車を運転するということじたい、相手に命を預けているという心理になっているので、効果的というわけですね。
こうしたギャップは何でもいいですが、他にも「見た目がホストっぽい」とかだった場合、たまにマジメな表情をして過去の恋愛を語ってみるとかでもOKです。