「ノンバーバル非言語系」のコミュニケーション能力を向上するために重要なのが話を聞くときの姿勢や態度です。
例えば、下をうつむいている人を見て、あなたは楽しそうだとは感じないはずです。なぜなら、下を向いているという態度じたいが
・落ち込んでいるとか
・悲しんでいるなど
というイメージが一般的に広がっているために、 楽しそうには見えないからです。つまり、あなたの脳も、相手の脳も、そういう風に認識してしまっているということなのです。
このように姿勢や態度にたいしてのセルフイメージを予め知っておき、自分自身で意識的に改善しておくことも大切になってきます。
例えば、先ほどのうつむいた姿勢だと落ち込んだように見えますが、逆にイスに浅く腰をかけて背をもたれて足を組んでいると、偉そうに見えます。
また体が相手の方向を向いていないと、興味がないように感じられるなど、姿勢や態度というもの1つで、あなたの印象はだいぶ変わるのです。
では、こうした姿勢や態度を変えるにはどうしたらよいのでしょうか。これは意識的に正すしか方法はないでしょう。
姿勢をよくするためには、腰が丸まらないように注意して座ったり、他と時は足のかかとに重心がくるようにし、歩くときも肛門を引き締めて、道の真ん中に線があるように意識しながら歩くと姿勢が正しくなるので、そうした努力も大切なのです。
モデルが歩き方を鍛えるのも、美しく見せるからではなく、実はこうした心理的要因があって訓練しているのです。