姿勢、視線、動作、声質と決め打ちで第一印象をコントロールして有利にすすめる方法を解説してきましたが、これはあくまで相手側から感じる、あなたのイメージを変化させるための方法でしかありません。
あなた自身が内面でかかえているコンプレックスは自分で解消するしかないのですが、他人は案外と本人が思うほど、あなたのコンプレックスや弱点を、短所などとは思っていないでしょう。
そのため、自分が感じている短所や弱点があれば、前もって告白しておくと余裕ができて安心です。
例えば、喋ることが苦手なのに
などと余計な見栄をはっても意味がないのです。
こうした見栄を張ると、相手は
と認識してしまいます。
それよりも最初から
と初めから喋るのが苦手なことを遠まわしでいいから伝えておくと、相手も、そういう人だと認識して接してくれるので、そうした弱点も、短所にはなりにくくなります。
例では会話が苦手としたが、別に弱点やコンプレックスが、方向音痴だとかでも同じで、そういう場合は、わざわざ合コン(コンパ)の場で言う必要もないでしょう。
なぜなら方向音痴という弱点が関係してくるのは、合コンではなくデートなど直接会う機会のときになるからです。
そういうときは、自分で待ち合わせ場所を指定すればいいから、さほど困ることはないですが、
話している最中に自分のコンプレックスをさりげなく告白しておくことは、今後も会うことを意識しているのであれば大切なので覚えておきましょう。