嫌われる話し方や、傷つける話し方というものがあります。なぜこのような事がおこるのでしょうか。それは何も考えないで話しているからです。
例えば、あなたが既婚者で自宅に帰宅したとします。すると妻が「もう帰ってきたの?」なんて言われたら、あなたはどう感じるでしょうか。きっと嫌な気分になりますよね。
それとは逆に帰宅したときに妻が「おかえりなさい」と笑顔で挨拶してくれたらいかがでしょう。嬉しいですよね。これは前者がマイナス言葉を使用しているのにたいし、後者はプラス言葉を使っているわけです。
もちろん、嫌われる話し方や傷つける話し方をしないためにはプラス言葉を選択する必要がありますよね。そのためには、相手がどのような状態にあるかという意識を持つことと、何のためにその話をしているのかという目的を持つという、この2つが重要になります。
この2つを意識して会話することで、人に愛される話し方を学ぶことができます。こうしたプラスとマイナスの心の変化を「心理変化」といいます。
つねに心理効果を考えた話し方をすることで、相手にも気持ちよく、たのしい人間関係を築きましょう。また、こうした心理的に影響を与える要素は、人の見た目などルックスや服装といったファッションにも影響力を及ぼします。
よく人は外見より中身などという言葉がありますが、実際は中身どころか、顔すらみていません。見ているのは、着ている服の値段ぐらいなもの。
汚い服装をしている人は、そういう職業のように見られ、綺麗なスーツに身を包めば、そういう職業の人と思われるというのは、誰もが感じることでしょう。
警察官の格好をしていれば、誰もがそう思います。実際にそうかどうかを確かめてもいないのに、人は勝手にそう勘違いするものなのです。