こちらが話しているのに、あくびをしたり指で机を叩いたりと、落ち着きのない態度をとられたら、あなたは不快になりますよね。
同じように、相手も自分が話しているのに、興味がないそぶりで聞かれると嫌悪感をもつものです。例え興味のない話題であっても、真剣に話を聞いているようにみせるテクニックがあります。
それが「相槌」です。
アナウンサー学校では、相槌を、「あいうえお」に変化をつけてうなづけと教えているそうです。
「あぁ」
「いいですね」
「うぉ」
「えぇ」
「おぉー」
このようにバリエーションを豊富にすることで、相槌だけで、相手が気持ちよく話してくれるようになるそうです。
このほかにも「へぇ」「なるど」「たしかに」など、いろいろな相槌があります。
もっと、相槌の種類を増やすなら、相槌と相槌を組み合わせるという方法もあります。
「おぉー」+「なるど」
「たしかに」+「いいですね」
このように一言つけたすだけで、より真剣に話を聞いているようにみえるわけですね。逆に使ってはいけない相槌というものもあります。
などの、相手を否定するような相槌は、揉める原因にもなるので注意が必要です。
どうしても癖で、こういう単語を使ってしまう場合は、先ほどの組み合わせて相槌を使うことで応用できます。
「いいですね」+「でも、こうしたらどうですか?」
「なるほど」+「しかし、こういう考え方もあるよね?」
などと、一度、相手の意見を受け入れてから、こうしたテクニックを使えば、不快な思いをさせないで会話が弾むはずです。