ナンパ研究会ナンパにおける切り返しトークの出だし
ストリートナンパにおいての第一声は女性の反応を引き出すためということはわかってもらえたと思います。反応を引き出す方法は、何でもいいですが、その後の会話の組み立て方に悩む人が多いのも事実なので、ここでは、そうした切り返しのトークについて少しふれておきましょう。
まず最初に挨拶などをして反応をうかがいますよね。この後は、警戒心をとかなければなりません。警戒心を瞬時になくすことができる方法は「笑い」を取ることと「ホメる」ことの2つが主流でしょう。
これにより相手に安心感を与えればいいわけですが、テンションの高い人は「笑い」で対応して、誠実系の人は「ホメ」で対処すればいいでしょう。
つづいて相手の次の行動を予め予測して、自分がどのような対応をするのかを決めておきます。例えばナンパの会話中に「どこいくの？」とか「何してたの？」などと質問することはよくあることですよね。
ナンパ師
「ドコ行くの？」or「何してたの？」
女性
【女性の選択肢】
- ショッピングで買い物
- 家に帰るところ
- 友達と待ち合わせ
- 彼氏に会いに行く
- 仕事に向かう途中
大抵はこのような選択肢に限られてくるわけです。これを前もって判別して切り返しのトークを予め用意しとけばいいわけですね。
女性が、どの選択肢で答えてくるかは、場所などでも予測することも可能です。
ファッションビルから出てくる女性は、大抵が買い物途中でしょうし、夜の駅前にいる女性は、帰宅途中であることは簡単に想像できますよね。
例：＜帰宅途中＞の女性をナンパする場合
例えば＜帰宅途中＞の女性をナンパするのであれば、第一声は次のようなものになります。
ナンパ師
「どこ行くの？もう帰るの？」
女性
「はい」
そしたら続いて帰宅途中の女性にたいして用意してた切り返しトークを言えばいいわけです。
ナンパ師
「もう帰るの？一緒にご飯食べようと思ってたのにー、このまま俺を飢え死にさせる気？（笑）」
例えば、このセリフは面白系と誠実系の中間ぐらいの言い回しになると思いますが、誘いの要求と笑顔を引き出させるための会話が一緒に組み込まれています。
つまり警戒心を解きながら連れ出し要求をしていくわけです。もしも断られたら次のような言い回しで連絡先を交換できます。
ナンパ師
「餓死してるといけないから、たまに連絡してよ？連絡先を教えとくからさ」
冗談めいた言葉でこちらの連絡先を教えているわけですが、たったこれだけでキャッチやスカウトの勧誘ではないことをアピールできるわけです。
もちろん実際のナンパの会話の組み立て方は、様々ありますが、ある程度のセリフや切り返しをパターン化しておくことはできるので、頭が真っ白になって会話が続かないというナンパ初心者にとっては、こういう手法もぜひためしてみてくださいね。
ナンパ切り返しトークパターン集を用意しておく
先ほどは＜帰宅途中＞の女性を想定した会話でしたが、その他の選択肢にも対応できるようにトークパターンをあらかじめ用意しておくことも大切です。
ナンパ師
「どこ行くの？」
この質問で得られる選択肢は限られたものになるので、それに応じてこちらも返答パターンを用意しておきます。即狙いの場合は次の返事に対して連れ出し要求をかけていけばいいでしょう。
１．悩む
ナンパ師
「今から何するか迷ってた？」
「カラオケ行こう？30分だけでいいからさ」
暇だから悩むわけですよね。この場合は高確率で連れ出しできることが多いです。
「15分」「30分」など時間制限をアピールすることで、それ以上の時間は束縛されないという安心感をあたえることもできます。連れ出しの一押しするさいに有効です。
ナンパ師
「友達待ってるんだけどさ、１時間ぐらい暇なんだよね？だから30分ぐらいだけカラオケ付き合ってよ？」
直接誘いをかけてもいいですが、このように理由付けをして誘うパターンもあります。
２．買い物
ナンパ師
「買い物楽しいよね？服好きでしょ？センスいいもんなぁ～」
「寒くない？15分だけホットココア飲みに行こうよ？休憩タイムってことでさ」
夏の場合は「暑くない？」「アイスココア」という感じで単語を入れ替えてください。この例ではフリートークにおける＜連想＞というテクニックで繋げています。
「買い物⇒服を見る⇒（夏服・冬服）ファッションをホメる⇒暑い・寒いの体感⇒体感変化のため連れ出し要求⇒買い物で歩きつかれてるから休憩しようという理由付け」
という感じでつなげていくことで会話がスムーズになります。
とにかくナンパでは無言状態をさけるということが必要なため、いっけんすると適当に話しているような会話にみえても、その裏では繊細に計算されたセリフや言葉などを心理テクニックと組み合わせて構成しているわけです。
３．帰宅
ナンパ師
「飯食べた？」＋「何食べたの？」
「友達と待ち合わせしててドタられて暇なんだよね。で、ひとりでご飯食べるのって寂しいでしょ？だから30分でいいから一緒に付き合ってよ～」
「飯食べた？」の質問だけだと「うん」と答えられたら連れ出し要求に繋げられませんよね。その対策として「何食べたの？」と付け加えます。（何を食べたかすぐに答えられなければ嘘であることがわかります）
相手が飯を食べていない場合は、一緒に食べようと誘います。このさい「ひとり飯は寂しいでしょ？」と理由付けをすることで、ついていくことに意味を与えてあげましょう。
「ひとり飯は寂しいでしょ？」
「食べる姿だけ見といて？１杯だけおごるからさ」
もしも食事済みの場合は、連絡先交換に移動します。もしくは「ひとり飯は寂しいでしょ？」とふっておき「食べる姿だけ見といて？１杯だけおごるからさ」と付け加えることで連れ出し要求するというのも可能です。
この「１杯おごる」というセリフも意味がありまして、１つはお礼の意味合いです。そしてもうひとつは制限をかけることで余計な出費を抑えるという名目があるわけです。
４．待ち合わせ＆仕事
「誰と待ち合わせ？男？女？」
待ち合わせの場合は連れ出しできませんので連絡先交換へつなげます。その前に待ち合わせる相手が男か女かを聞いておき、男の場合はすぐにその場を離れましょう。よけいないざこざを避けるためです。
また同じく仕事に向かう女性の場合も連れ出しはできませんので連絡先交換のセリフへとすぐに移行します。そのさい「今度遊ぼうよ？連絡先入れといて」という流れでもいいですが、＜合コンにつなげる＞というパターンも存在します。
なぜ＜合コン＞（コンパ・飲み会）に誘うのかというと、連絡先を交換するまでの間が短いため＜和み＞が足りていない可能性があるからです。
声をかけてフリートークする時間がないわけですから、警戒心も高いままなため次に会うときは＜合コン＞（コンパ・飲み会）といった複数の人数がいる楽しい場に誘いたいということを伝えるわけですね。
ナンパ師
「今度飲み会しようよ？イケメン紹介するし～女友達が少なくて寂しいんだよね」
こういったセリフでかまいません。「今度飲み会しようよ？」だけだと理由付けがないので断られる可能性が高くなりますが、「女友達が少なくて寂しい」という理由や「イケメンを紹介する」といった交換条件を提示することで要求の制約率を高めていくわけです。
アポる（デートの意）さいは実際に合コンしてもいいですし、個人でアポってもかまいません。そこらへんは連絡していく文面のやりとりで判断して決めましょう。
ナンパで無視された場合の崩し方
ナンパで声をかけても無視されることがあります。
通常は、その時点であきらめますが＜ガンシカ崩し＞というテクニックを使うことで、反応を引き出せる場合があるので説明しておきましょう。
ナンパした瞬間に無反応であった場合は、すかさずギャップのある言葉を投げかけます。例えば次のような感じです。
ナンパ師
「迷子？案内しようか？徳川埋蔵金の地図もってるからさー」
「もうすぐクリスマスでしょ？トナカイ探してるんだけど知らない？」
「どこ行くの？アフリカ？」
「味噌汁を飲みに行かない？」
このように奇をてらうことで女性が思わず笑ったり、突っ込みをいれたりと反応を引き出せれば、そのままフリートークに持ち込めます。
上記は面白系での＜ガンシカ崩し＞ですが、誠実系でも＜ガンシカ崩し＞は可能です。
ナンパになれていないタイプの子は軽い感じに不安を覚えるので誠実系を装います。声をかけて沈黙でも、次のようなガンシカ崩しを使うわけです。
ナンパ師
「まぁ当然、初対面の人とは話せないわけですよ…それでも勇気をもって話しかけちゃったんですよ～あぁどうしよう！自分にビックリしてて上手く話せないや」
このように普段はナンパなどしていないけれど、あまりに好みだったから話しかけてしまったという雰囲気をつくることでキャッチやホストなどではないというアピールをします。
この場合は口下手な口調で会話が苦手という感じを出すことで、「ナンパ＝チャラい」という固定概念を崩していきます。この崩したギャップにたいして反応が引き出せるというわけです。
これで反応がなければ、あきらめたほうがよいでしょう。無反応なのに、しつこく声をかけ続けるのは迷惑ですから。