ナンパの練習をしてみよう
ファッションや髪型など事前準備を終えたら次は実践ナンパに向かいましょう。ある程度女性に免疫があれば、あとは声をかけるセオリーを学んでしまうだけで、ストリートナンパをすることは簡単です。
しかし女性と話すだけで緊張してしまい無口になるような超初心者となると、まずは初めのハードルを越えるのに勇気がいることでしょう。この講座は普遍的で誰でも実行できるテクニックとして書いているので、まずは超初心者でもナンパできるように指南していこうと思います。
女性に免疫がなく、口下手で人前に出ると緊張して喋ることもままならない。そういったタイプの男性が、まずやるべきことはナンパの練習です。
無知のままいきなり自動車を運転したら事故りますが、きちんと練習を積み重ねていけば事故らず安全運転ができますよね。それと同じくナンパでも練習をしてから本番に挑めばいいのです。
まずナンパの練習からはじめてみてください。
練習に最適なのは<道聞き>です。
筆者もナンパデビューする前に1年間ほど練習しました。わざと地方や海外に行って道に迷い女性に道を尋ねることで、見知らぬ人に話しかける<声かけ>の心理的ハードルを低くしていく練習をするのです。
もちろんただ道を聞いても仕方がないので、細かく分類してナンパができるようにプログラム化していきます。
ステップ1:女性に道を尋ねる
わざと道に迷い道を聞くわけですが、男性に聞いも意味がありません。必ず女性に道をたずねましょう。この段階ではナンパはしませんから、とにかく女性であれば誰でもよいです。
目的は<声をかける>ということです。人見知りの人は、わかると思いますが他人に話しかけるという行為じたいが苦手な人がいます。
「話しかけようか?どうしよう?どうせ無視されるからやめておこう…」こういう言い訳を<心のブレーキ>といいます。
たしかに直説ナンパでアプローチをかけて誘い出すのであれば、無視される可能性はあるでしょう。
しかし道を尋ねるだけならば、無視される可能性は圧倒的に少ないです。その利点を活用し小さな目標を設定してステップごとにクリアをすれば無意識に自信がついてきます。
ステップ2:お礼をする
声をかけることに慣れてきたら、次は<お礼>をしましょう。とはいっても「ありがとうございます」など言葉だけでは意味がないです。
少し雑談をはさんで、お礼をするのです。このステップの目的は<フリートーク>にあります。
フリートークとはナンパをしたさいに女性の警戒心を解くために<和む>必要性があるので、何かしらの会話をはさまなければなりません。その会話全般をフリートークと言います。
多くのナンパ初心者は「どういう内容の会話をしたらいいのかわからない」と無口になってしまうわけですね。
実はナンパにおいて会話の内容は、まったく重要ではありません。大切なことは<反応>です。反応があるかないかを確認するために会話があり、警戒心を解くために和み瞬間的に仲良くなる必要性がでてくるのです。
またナンパの仕組みは同じでも手法によってファーストコンタクト(初対面で相手に自分を認識させる事)や、言葉使い、さらには会話内容などが変化します。
これはある程度雛形テンプレートを作ることで対処できますが、初心者の場合は、そこまで冷静に頭が働かないと思います。ですから段階的にステップを踏んでいき体感で学ぶのが心理的負担も軽く望ましいのです。
こうした行動ステップの仕組みを<段階行動>といいます。ちなみに会話を組み立てる場合は<段階言動>といいます。
今のステップではナンパの練習段階ですので雑談内容は何でもいいです。目的は<女性と話をする>ということを念願においてください。例えば・・・

「方向音痴なので助かりました。ここらへんはよく来るのですか?」

「地元ですか?ここらへんはじめてで感じのよい街ですね?」
そういった雑談を少し織り交ぜながら、お礼の言葉を付け加えます。内容は適当でもかまいません。
簡単な質問形式で「YESかNO」で回答できるものがいいでしょう。
簡単な質問は、のちのち本番でナンパを開始するさいも使うテクニックなので、練習の段階で身に着けておくことが大切です。このときの女性の返答は関係ありません。
とにかく<反応>だけをみてください。相手が迷惑そうにしているかどうかを肌で感じ取るのです。いわゆる空気を読むというやつですね。
積極的に女性のほうから会話を弾ませようとしてくるかもしれませんし、笑顔で答えてくれるかもしれません。そういう細かいしぐさや目の動きなどを観察するのです。
この段階では、お礼を言ったら別れましょう。何人か同じ事を繰り返していくと、女性によって様々な反応が得られることが把握できますから。
それをメモしていきデータ化していくのです。
自分のセリフは同じでもタイプ別で女性の反応が違うとか。いろいろなことが学べるはずです。まだ本格的にナンパを開始しているわけではないので、卑屈になる心理状態も出ないはずです。
そもそも成功も失敗もしていないわけですから。あなたは道を聞いているだけです。声をかけることや、会話をすることになれてくると緊張も緩和してきますから、頭が冷静に動き出します。
それを感じとれたら次のステップに進みましょう。
ステップ3:連れ出し要求をしてみる
緊張がほぐれてきたら次の段階にすすみます。今度は『お礼+連れ出し要求』を足していきます。本番のナンパでは、どこかに連れ出して、より親密な関係を築き和まなければなりませんから。
多くは、カラオケや喫茶店、居酒屋などですが、今の段階では直接的な誘いのアプローチをするとナンパ目的で道を聞いてきたのかと思われてしまうかもしれません。
このままでは嘘をついているのかと警戒されますよね。その疑念を払拭させるために<お礼>という名目で・・・

「待ち合わせまで30分ほど時間があるので、お礼にコーヒーでもおごらせてください!」

「今からいく店はパフェが有名らしくて食べにきたのですが、実は男1人で注文するのが恥ずかしいのです。もしお時間あれば、おごりますので一緒に店に入ってもらえませんか?」
などスイーツ男子を装って誘いをかけてみるのです。もちろんたくさんの女性に同じ事をするわけですから、なかには成功して一緒にお店に入ってくれる子もいるでしょう。
逆に断る女性もいるはずです。でも今は練習段階なので、連れ出すことじたいは目的ではないので気にしないでください。
ここで大切なのも<反応>なわけですが、今度は<反応+分析>を付け加えてメモしていきましょう。そうすることで客観的に行動を把握することができるようになります。
- 1.忙しいからと誘いを断られた
- 2.大丈夫ですと理由なしで断られた
- 3.どうしよう…と明確には断られずに悩んでいる
このように同じ拒絶反応でも反応はそれぞれ違います。そして分析していくと<理由のあるなし>に分類できる事に気がつくはずです。
まず「忙しい」と理由付けを付け加えて断る女性は、逆説的に見れば「忙しくなければ大丈夫」ということですよね。ましてやこれに・・・

「今から仕事なので」

「私も待ち合わせに向かう途中なので」
など、明確な理由を付け加えて断る女性は、あなたにたいして小さな情報を与えてくれているわけですから、少なくとも興味は0%ではないことがわかるわけです。しかし…

「大丈夫です」
「いいです」
「結構です」
などと理由もなしに断られる場合は、道を聞かれたから教えただけという感情の表れですから、あなたに興味はないことが伺えます。
またどちらの反応にも属さない曖昧な返答である

「どうしよう」
「え~」
「う~ん」
などの場合は、興味があるから悩んでいるわけです。
はっきりとしたYESを出さない理由は「暇だと思われたくない」「軽い女だと思われたくない」といったアンビバレントな感情が邪魔をしているだけですので、心理的に背中を一押しすれば誘いに応じる可能性が高いと思われます。
ということは・・・
「1の反応」は連絡先を交換すれば次に繋がりやすいという推測がなりたち、
「2の反応」は、興味が薄いため攻略は難しいことがわかります。
「3の反応」は逆に連れ出せる確率が高いでしょう。
ここまできてもまだナンパの練習ですから、分析に集中しておいてください。メモする箇所としては、1~3の反応をする女性のタイプをカテゴリー別に分類しておくのです。
例えば相手のファッションだとか、印象(おとなしそう、派手な感じ、地味目、大学生っぽい、人妻、などなど)、時間帯や道を聞いた場所など、思いつく限り詳細にメモをとり分類しておきます。
すると一定の偏りがみえてくる場合があります。あなたが本番でナンパすべきなのは「1の反応」と「3の反応」をするタイプの女性ですから、そこにパターンとよばれる法則性が見つかれば、その特徴を持った女性をターゲットに絞ればいいのです。
このとき「好みのタイプかどうか」は関係ないです。ファッションや印象に好き嫌いはあるかもしれませんが、時間帯や場所に好みは関係ありませんよね。
大切なのは客観的に分析することですから、相手の服装や雰囲気で事前に反応率がわかるのであれば、そのなかから自分の好みを選別すればいいだけのことです。
しかし全体的な統計をとったさいに、圧倒的に「2の反応」が多い場合は、自分の印象操作に問題があると考えられます。
例えば「声が自信なさそう」「服装や髪型が似合っていない」「連れ出そうとしている場所がカラオケなど怪しい」といった何かしらの警戒心を与えている可能性があるので、そこを見つめなおし自己分析して改善していきましょう。
ステップ4:連絡先を渡してみる
先ほど説明した「1の反応」のように理由付けがあって断られた場合は、次のチャンスがあるかもしれません。これを判断する目安は、あなたの連絡先を教えておけばいいのです。
注意すべき点は<連絡先を交換するのではなく教えるだけ>という部分。これを専門用語で<ブーメラン>といいますが、こちらは女性の連絡先をあえてききません。
女性が、あなたに興味があるかどうかの反応率を調査しなければなりませんので。
連絡先を教える手段は複数あります。「名刺を渡す」「偶然持っていた紙にアドレスを書いて渡す」などです。このとき連絡先を書くために用意した紙にも注意が必要ですね。
普通のメモ帳だと毎回こういうことをしているのかと思われてしまいます。
サラリーマンがスーツでビジネス手帳にメモして渡すとかなら平気ですけれど、私服でカバンも持っていない人が、ポケットから紙を取り出すと怪しいですよね。
ですからラフな服装でカバンも持っていない場合は、プリントアウトで印刷した地図を手に持ち、その紙の切れ端に書くとか、文庫本に紙で包装されたカバーにメモして契り渡すなどが自然でしょう。
こうした行為が面倒くさい場合は「○時(○日)までこちらにいますので、もしよければ、お礼に食事でもおごりますので連絡ください。こちらは連絡先聞きませんので安心してください。」などと付け加えて、連絡先を教えます。
強調すべきは、<女性の連絡先をあえて聞かない>というところですね。わざわざ手間をかけさせたほうがいいわけです。
あくまで練習ですので、女性から連絡がくるかどうかは気にしなくてよいでしょう。これで返信がくるようであれば相手はかなり、あなたにたいして食いつきがよく興味があるということがわかります。
こうしたナンパの練習を何回か繰り返していくと、<心のブレーキ>は外れて緊張感も緩和して冷静に頭が回り思考できるようになってくるでしょう。
目的は、そこにありますし、ステップの組み合わせで結果的にはナンパと同じ現象がおこります。
ただし嘘をつくと挙動不審になったりしますので、最初に述べたように、見知らぬ土地でわざとに方向音痴になることをおすすめします。出張などが多い職種の人などは、よく使う手法でありこれを<間接法>といいます。
ナンパ練習から本番に切り替えてナンパデビューしてみる
いよいよ本番としてナンパに取り組む段階です。ナンパには様々な種類があります。
ストリートナンパの声かけ方法も、直説法、間接法、ネタナンパと分類されますし、ネットナンパやクラブナンパなど街以外でナンパする場合でまたテクニックが異なります。
このようにあらゆる手法を切り替えてナンパしなくてはならないので、単純にたくさんの女性に声をかければいいというものではりません。
よくナンパは数でどれだけ多く声をかけたかで結果が決まるなんて言う方いますが、それは理論が構築されていないだけです。
もし闇雲に声をかけることだけがナンパならば、心理学などこの世に存在しないことになりますし、また難聴で声を発することができない方はナンパできないということになってしまいますよね。
でも実際には、難聴のナンパ師もいれば障害で手足が不自由であったり、歩くことができず車椅子でナンパする方などもいますから。筆者は女性だけでなく数多くのナンパ師にも会ってきましたし。
世の中には様々な人がいます。結局は自分中心で物事を捉えていると本質は見えなくなるわけです。自分の環境が五体満足で不自由ないからといって周囲も同じスタートラインとは限りませんよね。
これは女性だって同じです。あらゆる環境の違いにさらされて個別の人間として生存して生きているわけですから。
そうした女性1人1人を分析していき、心の不安定さを見抜き、楽しい気分にしてあげる。それがナンパです。(違法薬物を使うという意味ではないですよ)
「あなたに出会えてよかった」と女性に思ってもらうことにナンパの意味があるわけですから。声かけやら性行為などは、単なる通過点でしかないわけです。
もちろん闇雲にナンパしても結果はでますので。いちいち分析してやるのが面倒くさければ普通に声かけしてナンパし続ければいいと思います。(これをやるとナンパスキルの応用は効かなくなります)
ただ闇雲に適当な女性に声をかけるよりも、このナンパ講座で推奨しているように女性を分析して自分の弱点を克服しながらナンパしたほうが、あらゆるスキルを習得できますし成長は早いです。
今まで数多くのナンパ師と出会いデータ化してますが、明らかに違いが出てますので信憑性は高いでしょう。
練習で自信がついたら「ナンパの目的を明確にして本番ナンパ師デビュー」しましょう。ナンパの手法について解説しているので参考にしてください。