誰にでも欠点やコンプレックスは存在していると思います。貧富の差や学歴、もしくはルックスや目の大きさから背の高さまで。
そんな自分の欠点を他人と比較して妬んだり、恨んだりする人も多かれ少なかれいたりします。
確かに人間ですから多少の妬みはあるのかもしれませんが、他人を羨ましく思う気持ちを自分の為に向けてみてはどうでしょうか?
つまり「自分自身の問題や欠点」を嫌うのではなくて、それは「もって生まれた自分の個性」だと受け入れ、そんな自分を好きになること。
人間それぞれ皆、個性や持ち味が違うということを再認識すること。そうやって少し角度を変えて自分を見つめなおすだけで前向きになれたり自分を好きになれたりします。
その結果、自分自身の魅力や自信が内面から湧き出てくるのではないでしょうか。他人に好かれたいのならば、まずは自分で自分を好きになることです。
はじめに口説く相手!それは「自分自身」なのです。
そうは言っても具体的にどうしたらいいかわからない人も多いのではないでしょうか。そこでここでは自分自身を変えるための方法を伝授していきます。
まず紙とペンを用意してください。そこに自分の長所と短所を思いつくだけ箇条書きで書いていきます。
そして次に自分の身近にいる人物に次のような質問をします。
「俺の長所と短所を感じたままでいいので言ってみてもらえる?」
身近な人は親、兄弟、友達などで構いません。これは女性じゃなくても男性でも母親でも年齢や性別は問いません。
この時重要なことは自分が感じていた自分自身の長所と短所の項目と、自分の身近な人物がを見た時に感じた長所と短所の項目が一致しているかどうかがポイントなのです。
この身近な人から見た長所と短所箇条書きにしてメモしておきましょう。
続いてもし可能であれば自分と距離感がある人物に自分自身の印象を聞いてみてください。。例えば会社の同僚や学校で挨拶程度しかしない女子など、顔見知り程度で心の距離が離れているほどいいです。
もしもこの段階でナンパをしている人であれば、出会った女性と連れ出しや、アポなどで食事中に次の質問をしてください。
「俺の印象ってどんな感じ?良いイメージも悪いイメージも全部本音でしゃべってみてよ?」
などと聞いてみましょう。この際も重要なことは自分の長所と短所を箇条書きにした項目と比較することです。
ここまで来ると三つの視点であなた自身の人間像というものが浮かび上がってきます。
この三つですね。すると自分自身が短所だと思っていた個所が実は他人から見たら長所に見えていたり、また逆に自分自身が長所だと思っていた部分が周囲から見たら何もアピールポイントだと思われていなかったということに気がつくはずです。
例えば物静かで無口な部分が自分の感じる短所だと思っている人が、実は周囲から見たら影のある雰囲気がイイと思われていたりするといった感じです。
二重で目が大きいことをアピールポイントだと自分自身が思っていたのに、実は周囲は指の長さが素敵だと思ってたり、
肌が綺麗なことを羨ましがっていたりするという落差が生まれている個所が出てくるかと思います。
要するに自分自身が思っている自分のアピールポイントや自分のイメージというものは虚像でしかないということがわかります。
また周囲が自分に感じるイメージというものと、自分が他人にこう見られたいと思う自己イメージとのギャップに苦しむこともあるでしょう。
あなたがどのように感じようとも、この段階でメモした箇条書きにあることが、現実なのです。
すなわちこの三つの目線からのイメージをどうコントロールしていって自分自身という存在をアピールしていくのかということが重要なわけです。
これを現状把握と言います。
つまり3つの視点のデータを取って現状を把握しないかぎり、自分自身が他人からどのようにうつるのかを気にして苦しんだり、本来は美形なのに顔のパーツが気に入らなくなり何度も整形手術を繰り返したり、
承認欲求が強くなって常に人の評価を気にして褒められてないと憂鬱な気分になるなど・・・自分で自分自身の心をコントロールできなくなってくるわけですね。
よくコンプレックスを受け入れたら強くなったという話がありますが、これは現状把握ができたとことから生まれてくる強さです。
背が高いことがコンプレックスの女性が自分の短所を受け入れたことによりスーパーモデルになって活躍しているというような話はよく聞きます。
誰しもがいきなり自分のコンプレックスを受け入れるということは不可能に近いです。
しかしこのように現状把握というテクニックを使うことによって自分で自分自身が思っていたイメージというものが狭い空間の中で認識していたことにしか過ぎないということを自分の心が認識するわけですね。
そして自分の身近な人間から見た自己イメージというものと、距離感のある人から見た(ほぼ他人)場合のあなたのイメージというものが、かけ離れているのもポイントです。
つまり見る人の心の距離感によって、あなた自身のイメージというものは、かなりバラツキがあるということに自分自身が気がつくことができるわけですね。
この気づきが重要なのです。これによりコンプレックスを受け入れることができるようになるというわけですね。