ここではパーティー系ナンパについて解説していこうと思います。パーティー系といっても、様々な集まりがありますので、まずはその種類から説明します。
一般が参加できるのは、この2種類だと思います。その他にも「芸能系パーティー」「変態系パーティー」などがありますが、通常のルートではないため、参加するには運としかいいようがありません。
筆者は、芸能関係も変態関係も主催者と繋がりがあったため無料で参加していたこともありますが、どうやってナンパで形成していったかなどを知りたければ、ナンピース日記などを参考にしてください。
この講座では普遍的なテクニックや出会い方などを紹介する事を目的としていますので、上記2種(お見合い系&セレブ系)について説明していきます。
昔は、こうした業者が企画運営する「お見合いパーティー」を「ねるとんパーティー」と呼んでいました。名前の由来は、お笑い芸人の「とんねるず」が司会をしていた「ねるとん紅鯨団」という番組からきていますが、最近の若い世代は、とんねるずが芸人であることさえも知らないので、ねるとんという言葉も死語でしょう。
ちなみに「とんねる」を業界用語の逆さ言葉で「ねるとん」と呼ぶというバブル世代の番組らしい発想であり、企画はAKB48でお馴染みの秋元康が考えた番組です。
世代的に中年男性の方をターゲットにしているパーティーだと「ねるとん」という検索キーワードを使う場合もあるようですが、現在だと「お見合いパーティー」「カップリングパーティー」「婚活パーティー」といったキーワード単語が一般的だと思います。
ちなみに全てシステムは同じです。呼び名が違うだけということを覚えておきましょうね。それでは、細かいシステムの流れについて解説していきます。
こうした業者系パーティーの類は、強制的にトークをする場が設けられていることがポイントです。
そのため、トークが苦手で話下手な無口な男性などは少し苦手意識があるかもしれませんが、克服改善するための練習と思って参加してみてもいいかもしれませんね。
こうしたパーティー系の集まりというものは、男女合わせて30人ぐらいの大人数が参加しますので、会場も必然的に、パーティールームやレストランを貸しきって開催します。
もちろんこういうパーティーの場でもドレスコードというかTPOにあわせた服装というものが必要で、だいたいは、カジュアルスーツのようなファッションが1番よいかと思います。
ジャケットとパンツ(ズボン)は同じ生地で同色のもので、細身のものを選択し、靴はスニーカーなどはやめましょう。(ただし職業がデザイナーなどでファッションコーディネートに自信がある場合はあり)普通の革靴やドレスシューズを履いたほうが無難です。
ジャケットやパンツの色は、サラリーマン参加者が多数の場合は黒が多いので、カーキ色、淡い色、深い青、など明るめな色のほうが印象に残りやすいです。
ネクタイなどは仕事ではなので、どちらでもいいと思います。まぁ、仕事帰りに参加する男性もいますので、そうした人は、そのままスーツで参加してもよいですが、髪形や靴の汚れなどには気をつけてください。
くたびれた中年サラリーマンがパーティーに参加しても女性は喜びませんので。
トークする時間も10分程度と限られているために、いかに短時間で女性に印象付けられるかがキーポイントであり、こうした限られた制限時間内では、どうしても服装や髪型などで好印象を与えておくことが必要不可欠なのです。自己PRがどれだけ上手に書けても、第一印象が悪ければ、全てが帳消しになりますから。
また婚活パーティーなどに参加する女性は、どちらかというと恋愛的な出会いを求めている女性達なため、派手なアクセサリーを身に付けたりチャラチャラした態度は控えたほうがよいでしょう。
お見合いパーティーにおいて、「自己PRカード」など自己紹介は最初の情報網となるので大切なポイントです。これは男性だけでなく、女性だって同じわけであり、どう見るかよりも、どう見られるかを意識する必要があります。
おそらく、この文章を観覧している人は、男性が多いとは思いますが、女性の視点になって考えてみてください。
名前、年齢、職業、趣味などが書かれた自己PRカードを交換して見せられたときに、文字が小さくて見難かったり、汚い字で読めなかったりしたとしたら、どういう印象を持つでしょうか。
自己紹介するためのカードというものは、初対面の男女が会話のネタ(きっかけ)を得るために重要なアイテムなわけですよね。そのアイテムに書かれた情報が、読みにくいということは、会話をしにくいということと同意語なのです。
そのため、自己PRカードには、大きな文字で趣味などの蘭も空欄にしないで詳しく記入したほうがよいでしょう。
例えば、趣味がサーフィンだったとしても、サーフィンをするためには、車で海まで行くことが多いでしょうから、ついでにドライブとか、魚釣りとか、水族館めぐりだとか、水泳といったぐあいに「海」に関する情報は、全部書いておいたほうが話をするときのネタになりやすいでしょう。
たとえ、あなたが水族館なんて行かなくても、魚釣りなんて小3の夏以来した経験がなくてもいいのです。あくまで、話題のきっかけを与えるものであり、メインの趣味に関連していれば嘘ではないわけです。
趣味の話題をきっかけにしたら、後は同調効果を意識して会話していけばいいでしょう。とにかく、お見合いパーティーや合コンパーティーといった類は、自己紹介タイムが短く時間制限があるので、こうしたネタのつかみを意識しておくことから勝負ははじまっていると考えておいてください。
ちなみに、自己紹介カードは、自分で記入する場合と、あらかじめ主催者側にメールなどで伝えておいて当日に、パソコンなどで綺麗な文字に印刷されたカードを渡される場合の2種類のパターンが存在します。
自分で自己PRカードにペンで記入する場合は文字の大きさや、読みやすさなどに気を配り、主催者に用意される場合は、趣味の情報などを多めに出しておけばよいでしょう。
お見合いカップリングパーティーにおいて、自己紹介タイムの短さは戦場です。なにせ1~3分の間に、自分を売り込み女性に印象を与えないといけないわけですから。(もちろん、その後にフリートークの時間があるシステムがほとんどですが、それでも短いです)
では、こうした短く限られた時間内で、どのようにすれば、お見合いカップリングパーティーで、女性に自分を印象づけさせることができるのでしょうか。
多くの男性は、自分を気に入ってもらおうと、自分の自慢話(例えば、年収や職業や仕事ができる奴アピールや、自分の夢や熱中している趣味の話で少年の心を忘れてない奴アピールを狙うなど)ばかりであることが目立ちます。
これは自己アピールかもしれませんが、短時間に自分の話ばかりするようでは、女性からは「自己中な男」と思われてしまうことでしょう。
こういう状態を回避するためには、「自己PRカード」に、お互いの「名前、趣味、年齢、出身地、職業」などを記入しているはずですので、その中で喋るテーマをあらかじめ選択して決めておくことをおすすめします。
この中だと「趣味・出身地・職業」とかでいいでしょう。
3つ全部を1~3分で話すのは無理なので、基本的には「趣味」の話題を中心に話を振ることを意識してください。
たまに同じ出身地の女性がいますので、そうした場合は、
など同じということを強調してアピールしたほうが同調効果が働いて心理的効果は増します。
職業は、基本的には、趣味の話を振っても、いまいちレスポンスが悪かった場合などにのみ振ればよいでしょう。例えば
などストレスや不安感を引き出してあげて、女性の不満や愚痴を一生懸命聞いてあげるといった感じです。
こうしておくと、制限時間に達した後でも話足りないという欲求不満が残るので、フリートークのときに、もっとあなたと会話したいと思ってくれます。
ただし、自己紹介タイムは、基本的には時間が来ると男性が隣の椅子に移動するだけである場合がほとんどなので、同じ質問ばかりしていると女性のバレる可能性もあるため、「趣味の話題」を中心に攻めたほうがよいということは忘れないでください。
趣味の話は、自己紹介カードをしっかり書いておけば、女性から話しを振られることもあるでしょうが、大抵は、あなたのほうから話題を振られることを待っている女性が大半でしょう。
女性というものは喋り好きですが、話のきっかけなどファーストにおいては、いつも受身であることが多いため、こうした現象がおこります。ですから趣味の話題を振るときも次のような質問をしてみましょう。以下例です。
すると女性は、自分の話をペラペラと喋ってくるので、その話にうなずきながら
と相づちをいれておけばよいでしょう。
これも心理的には効果があり、人は自分の話をしているときが1番気持ちよく、そしてそれを一生懸命聞いてくれているかどうかを判断する基準が、うなづきや相づちにあると言われています。
ちなみに、「素敵ですよね~」という箇所ですが、同じ意味合いの単語に「尊敬します」とか「凄いですよねー」などもありますが、こうした言い回しは女性が男性に使うぶんには効果的ですが、男性が女性に言っても効果がないのです。
しかし「素敵」という言葉だと女性にも効果があります。
この違いは、「尊敬・凄い」という単語イメージが、相手をヨイショするような言い回しのため、男性は仕事などつねに他人に認められたいという地位的欲求(権威的欲求)があるので効果があるのです。
「素敵」という言葉は、ビジュアル的な意味合いで使用されるイメージのため、女性は自分自身がホメられたという感覚におちいります。内面的な言い回しなので受身な女性にとっては喜ばれるというわけです。
男性は他人と比較してナンバー1になりたがりますが、女性は相手の中でオンリー1な存在になりたいという生き物なので、こうした同じ言葉の意味でも、使う単語によって心理的影響効果は男女で異なるということです。
「素敵」のほかにも「憧れます」なども女子向けの単語だと思います。とにかく、こうした部分を参考に、自己紹介タイムの振りにあたる質問を考えておきましょう。
自己紹介タイムで話し終わった女性には、必ず自分のみがわかる「お気に入りマーク」をつけておきましょう。
これは、たくさんの女性と話をすると、前半で出会った女性の印象ほど記憶から薄れていってしまうのを防ぐために行います。やりかたは簡単で、メモ用紙に、「↑→↓」といった記号や、「上中下」とか「1~5」などの数字で自分の好みの度合いを示すマークなどを席順に書いておけばいいでしょう。
席は、だいたいが番号にそって並んでいるため、ナンパや合コンと違い、名前をいちいち入力している時間は、ありませんので時系列にそって右端から左端まで自己紹介し終わった頃には、あなただけが判断できる第一印象の高感度一覧表ができあがっているはずです。
ちなみに人間の記憶は、1グループにおいては同時に7つまでしか記憶できないようになっているので、こうしたくふうが必要になってくるというわけですね。
お見合いカップリングパーティーにはフリータイムという自由に会話できる時間が用意されています。
パーティーのシステムによっては自己紹介タイムの時間を引き延ばして、このフリータイムが無い場合もあったり、会話の変わりに全員でビンゴゲームや、王様ゲームのような交流会を通じてスキンシップをはからせようとする主催者もいます。
いずれにしろ、女性に話しかけないかぎりコミュニケーションは成立しないのは同じなのですから、積極的に話しかけることが重要でしょう。
よく「カップルになる確率を高めたいから、競争率の低そうな女性を狙う」などと言う男性もいますが、これは「遠くの美人より近くのブス理論」と同じことです。
そもそも美の感覚というものは、主観的なもので好みは人それぞれなのですから、あなたが「かわいい」と思っても他人は「かわいくない」と思うかもしれないわけです。
デブ好きな男性がいるからデブ専用キャバクラという店が成立するように、マニアがいるからそういう店が成り立っているわけですよ。ということは、競争率などは関係なく、あなたが話しかけたいと思った女性に積極的に話すことが大切です。
何十人といる女性に自己紹介をしたときに、あなたは「独自マーク」を印としてつけているはずです。まずは、優先順位の高い女性からどんどん話しかけましょう。
お見合いカップリングパーティーによっては、主催者が、あなたのことを気にいってくれている女性をフリータイム中に教えてくれることがありますが、こうしたシステムを積極的に利用するのもいいですね。
会話のきっかけは、「服装」など身に付けているものをホメるなどでいいでしょう。
などをきっかけにすると警戒心は解きやすいです。これは「身に付けている=自分自身に興味を持ってくれた」という心理作用を引き出しているからです。
他にも会話では、バックトラックという手法を使うといいでしょう。
みたいな感じです。この場合だと、「美容室」という言葉をバックトラックしてから新たな質問を組み立てています。この繰り返しで親近感を湧かせることが可能なのです。
お見合いパーティーのフリートークタイムは、あっとうてきにコミュニケーションの時間が少ないので、こうした心理テクニックを混ぜながら会話するといいでしょう。
お見合いパーティーに参加する女性が、皆、結婚相手や恋愛相手を求めているとは限りません。中には、こうしたパーティーでの出会いを利用して、宗教やネットワークビジネスなどの勧誘を目的にした女性もいれば、食事やカラオケなどの遊ぶための代金をおごってもらうのを目的にしている女性もいます。
とくに、男性有料で女性無料の、お見合いカップリングパーティーで若い女性客ばかりだと、こういう「おごり目的」「食事目的」みたいな女子が来ることが多いです。
見極め方としては、男女関係無く自分の連絡先を他人に教えまくるという行為が目立つことです。ネットワークビジネスなどの勧誘は、男とか女とかは関係なく、ただひたすらに人数を増やすことが目的なので、こうした行動がメインになっているというわけですね。
さらには、出会いを求めている男女という将来の不安感など心の隙間に入り込みやすいという特徴もあるので、勧誘しやすいと考えているのでしょう。お見合いパーティーに参加するときは、こうした勧誘女には、気をつけましょう。
ちなみに、おごり目的の女の特徴として、パーティーの後や、カップルが成立した後などに、決まったお店に連れて行こうとする特徴がみられます。
これは、飲食店と提携して、客を勧誘しようとしている女ですので、パーティー最中にもかかわらず、すぐに会う約束やパーティー終了後に抜け出す約束などを取り付ける女など、積極的すぎる女には注意してくださいね。
お見合いカップリングパーティーでは、必ずしも両思いのカップルにならなくてもよかったりします。
なぜなら、パーティーの短い時間でコミュニケーションを取って、たくさんの女性の中から2人きりにならないといけないなんてルールはないからです。
パーティー終了後に、外で、カップルになれなかった女性をナンパすればいいのです。
普通のナンパに比べて、すでに一度出会って自己紹介もすましている関係性のため、女性の警戒心も薄くなっています。
パーティー終了後に、カップルになれなかった女性達も、出会いを求めて参加しているわけですから、普通に食事の誘いやカラオケに行くこともあるわけです。
誘い方は次のような軽いノリでいいでしょう。
なぜならここは、お見合いパーティー会場ではなく、路上ストリートなのですから堅苦しい雰囲気も必要ないし、先ほどと違うギャップを見せることも印象が強まりますから。
また、こうしたカップリングパーティー終了後のナンパは、1人よりも2人のほうが成功しやすかったりもします。これは、女性側も1人で参加しているとは、限らないからです。
例えば、クラブナンパなどをしている人にとっては、よくわかるでしょうけれど、女性が1人でクラブに行くことは少ないです。もしも1人でクラブに行くような女性は、ナンパされて持ち帰られても恥ずかしくありません。
これは男性ホルモンが強いので積極的ということもあり、こうした女性は、クラブで知らない女性グループと打ち解けて仲間の輪に入ったりすることも得意です。
基本的には、女性はグループ行動をとりたがる性質があるため、学生時代なども、よく女性同士はトイレに一緒に行くことのを男子生徒は目撃した思い出があると思いますが、それはこうした本能的な部分からくる心理行動だったりもするわけです。
つまり、お見合いカップリングパーティーにおいても、参加は1人でも帰宅するときは2人組みの女子になっているという場合もありますし、もとから女性2人組みで参加していたという場合も少なくありません。
そのままパーティー終了後に女子会を開始される前に、男性がナンパして、即席の合コンへとつなげたほうがよいわけです。
もちろん「あぶれた者同士」みたいなマイナス言葉は禁句ですよ。
次のような、カップル成立しなかった言い訳を女性に与えておくことも重要です。
こうした言い回しの布石を先に用意しておくことで、お見合いパーティーの最初から最後まで、無駄なく取りこぼしがないようにすることができるというわけです。
ホームパーティーとは言っても、個人が開催している場合もありますし、人脈のある人が主催して男女の出会いをコーディネートしていることもあります。
ホームパーティーと、お見合いパーティーとの違いは、「自由度」でしょう。
ホームパーティーは、自己紹介タイムやフリートークタイムなどのシステムもなく単純に男女が集まっているだけなので、自分から話しかけない限り、何時間経過してもひとりぼっちという状態になりかねません。
結局は、集まっている女性の属性が違うだけで、コミュニケーションにおける能力値の差は、ナンパと同じテクニックの応用で対処できるというわけです。
ホームパーティーに来る女性は、通常より積極的なタイプが多かったりします。そうした心理を利用した「コールドリーディング」という会話テクニックを紹介しましょう。
話しかけるきっかけは、やはりオシャレをしてきている女性なのですから、今回は服の色を例題にして会話を組み立てていきます。
みたいな流れの会話にももっていきます。これ実は、色はまったく関係ないんですね。
ここで重要なのは感情を言い当てる部分にあるのです。ホームパーティーなので、出会いが目的という意識もはっきりしていますし、派手な服装が多いのは見なくてもわかりますから。
ちなみに色で心理を見抜くのは色彩心理学であって、服の色でその日の気分などのバロメーターを分析するなどのたぐいですから、別の技術となります。
ここではコールドリーディングのテクニックを使って会話に興味を持たせているわけです。今回だと「行動力がある=寂しがりや」という対照的な感情を引き合いにだしています。
こういうパーティーに積極的に参加してるのだから行動力があるのは当たり前ですし、寂しくないのであれば、こういう場で出会いなんて求めるわけないはずです。
すでに、ホームパーティーに参加するというじてんで相手の女心は、ある程度は分析できるわけですから、そこをあたかも言い当てたかのごとくに演出しているにしかすぎません。
かといって、いきなり「あなたの心を読ませてください」なんて話しかけても不気味ですから。
警戒心を解くために、まずは、女性の服装をホメておいて、次に色をきっかけにしてコールドリーディングをして、最後に心理テストが趣味などといって興味を植えつけるというわけです。
この後、手相がわかるとかいって手を握ってボディタッチして
なんて冗談めいてもいいですし、普通の質問をして話を聞いてあげてもいいでしょう。
「同じ出身地同士仲良くしましょう」