ナンパはコミュニケーション能力が重要?
あるに越したことはないですが、コミュニケーション能力が高すぎる人は、1人1人の人間心理にたいして深読みできなくなってしまうという弱点もあります。
人見知りするようなタイプは、その原因が自分の内心に対して「相手がどう思うか」といった反応を気にしすぎるために起こりますから、逆にそうした短所を長所としていかしてしまえば武器になります。
僕も人見知りのほうですが、だからこそ頭で計算しながら人にせっするんですね。
脳科学、心理学、行動学、統計学、遺伝学、といったような専門書籍をよく読むんですが、そこに書いてある人間の傾向が本当であるかどうかをナンパした女にためしたりして、独自のデータを蓄積するんです。
だから女性の私生活や価値観といったものをわざとにトークで聞き出すわけですが、本来ナンパでHすることだけが目的なら、そこまで深い話を引き出さなくてもよいわけです。
でも僕はナンパしてHする前後には、必ず引き出します。なぜなら裸の状態が一番精神が無防備な状態であり、本音が出やすいからです。
これは緊張しないで他人にもガンガン話しかけられるといったコミュニケーション能力の高い人には苦手なことだと思われます。
しかし逆に人見知りで人間観察が得意な能力の持ち主には、得意なことなはずです。
ですから、ナンパにおける声かけといったファースト行為は、前者のようなコミュニケーション能力が高いほうが有利ですが、女をキープしたりセフレ化するといった能力においては、後者タイプのほうが有利なわけですね。
結局ナンパというものは、自分を変えてすることではなく、まず自分自身という己を知り、そして他者を知ることで成立するわけです。