【15人目】近親相姦女！（ナンパ体験談）

 

それは１通のメールからはじまった。

 

昼にとある人から久しぶりにメールが届いたのだ。

 

「かつて関西にあったナンパサークルRの現在はナンパ歴7年目のハルです♪昔←と言っても3年前の春ですが…東京でナンパ合流したことありますが…さすがに覚えてないですよね？めちゃめちゃ突然なんですが…僕のキープの友達が、かっこよくて謎めいた人紹介して欲しいと言うので何かと忙しいと思いますがもし都合つくなら今日の夕方会えませんか？」

 

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（゜Д゜ ）ぬぉ！超久しぶり！（笑）

 

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ハル君のことは超覚えてた。なぜなら…

 

ナンパスタイルが俺と似てたから。（笑）

 

彼は仕事が忙しく
週末しかナンパができなくて、

 

さらに仕事柄、数ヶ月～で転勤にて引越さないといけない。

 

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つまり、つねに新しい土地でナンパしなければいけない！

 

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そんな過酷な条件の中、彼は女をキープしつづける。

 

ハル君は誰ともコンビ組まないことで有名やったけど

 

東京時代の数ヶ月～俺と会えば必ずコンビナンパしてたのが印象的。

 

俺はハル君が当時ピンクの携帯持ってて、

 

さらにPCがMac派だったとかまで覚えてたりする。（＾＾；

 

そんなハル君と夜に合流した。

 

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俺「ひさしぶりー」

 

ハ「ひさしぶりー」

 

実に３年ぶりの再会やったがすぐにわかった。

 

ハ「今日の女の子のデーターなんだけどさー」

 

そう言いながら彼は女の子の写真と、

 

細かい情報の書かれた紙を取り出す。

 

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彼が俺と似ている箇所に【データー収集】という共通点があげられる。

 

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彼は、女とプリクラとって、

 

会話した内容から、
誕生日、
家族構成、

 

彼氏の愚痴から、
仕事のストレスから、

 

全てのデーターを紙に書いてる。

 

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俺は、それが頭に入ってて
紙に書く代わりに日記につけたり

 

プリクラの代わりに羽目鳥をしたり（笑）しているわけなんやけど…

 

ハル君は全部紙に書き出して、データーベースにして女をキープする。

 

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結果…日本全国各都道府県に

 

１名づつキープがいます！

 

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なんつーか基本的に
理論ナンパだから俺と考えが似てて、

 

メインキープとサブキープとかに分類して会う頻度も計算されている。

 

こう書くとなんか
冷徹っぽいが実際そんなことはなく

 

想像をはるかに超越した優しさで女心を引っ張ってたりする。

 

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俺は【恋愛詐欺師】というドラマを思い出していた…

 

このドラマは女性の心の渇きを癒し、

 

女性によって自分の年齢や職業など全てを演出する。

 

そして 全身全霊で女性に愛を与える。

 

主人公は詐欺師だから最終的には女性から金をもらうんだが

 

騙されたことに気がついても女性は絶対に彼を訴えないという話。

 

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ハル君は、それをストリートでやってる。

 

女のタイプによって職業も立場も変化させる。

 

そして愛の対価として金をもらう。

 

全ての女から金を貰う訳ではないが、

 

優しさの対価は何かで得ようとしている。

 

例え女と別れても怨まれることは無い。

 

なぜなら彼は心の渇きを癒してあげてるから。

 

女の話すこと全てを記憶して紙に書き出し

 

その女を１００％楽しませてあげることに全霊を注ぐ。

 

その努力が女心を掴みお互いに許しあえる存在になっている。

 

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そして俺は毎回こう言うのだ。

 

ナンパは出会いだと。

 

そして共に楽しさを与えられることがナンパだと。

 

この意味がどれだけ感じられるかはわからない。

 

しかしいずれわかるときが来るのではないだろうか？

 

努力なしで得られる対価などないのだ。

 

SEXすることも簡単だ。

 

キープすることも簡単だ。

 

それだけの努力の対価。当然の結果論。

 

では、俺やハル君はナンパに何を求めてるのだろうか？

 

おそらく【心の満足度】ではないだろうかと思う。

 

そう男女共通の心の中に射精しているのかもしれない。

 

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そんなハル君としばし雑談して女の子を待つことに。

 

女の子データーベースの中から１人の紙を取り出す。

 

ハ「サンジ君、この子、知ってる？」

 

俺「？？？？」

 

ハ「サンジ君のこと話したらめちゃくちゃ知ってるんやけど（笑）」

 

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ボキュの頭の

 

データーベースはCPU低いから

 

GETした女の顔とか

 

一致しないんですわぁ！！（´Д｀；）

 

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俺はプリクラとかめちゃくちゃ少ないんよね。

 

それ以上に羽目鳥ビデオ＆羽目鳥写真ばっかり♪

 

自分のチ○ポ、愛してますからボキュ！（爆）

 

つーか、ハル君のキープさんの中には、

 

俺の日記の熱狂的な読者もいるそうでふ★

 

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格言：街でナンパするとナンピース日記の読者に当たる！

 

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(((；゜Д゜)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

 

そんなこと話してたらコンパの時間になりますた。

 

A子＠オネェ系っぽい。

 

B子＠ロリ系で背低い。

 

ちなみにA子がハル君のキープさん。

 

もちろん、俺の読者ではないので…（笑）

 

つーことでチンポ定食のある居酒屋へGO！

 

ルイーダの酒場は生徒がいる確立高いので排除。

 

↑ 本来はもっとちゃんとした店の名前ですのでヽ(´～｀；

 

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つーことでコンパ開始！

 

俺以外は皆、酒飲まないし！（笑）

 

俺とハル君の【シンクロ率】も高いんで問題ナイでふ。

 

ちなみにどのぐらいナンパスタイルが似ているかっつーと…

 

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ハ「なぁなぁ、犬派？猫派？今日のワンコに出てる犬、僕の犬なんやけど」

 

俺「なぁなぁ、犬派？猫派？べディグリチャムに出てる猫、俺の猫なんやけど」

 

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ネタ被ってるやん！??(´□｀)

 

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いや、ホンマにナンパの仕方が似ている。

 

つーかネタナンパ大好きなところとかも似ている。

 

ちなみにハル君…

 

先週は台風の中ナンパしてたそうで…

 

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ハ「いやぁー、絶好のネタになるやん！」

 

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君、日記書いてないやん！??(´□｀)

 

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まぁ、台風の日に台風ネタでしっかり番ゲしているところとか最高に面白いんではないかと♪

 

あの雨の日にビチョビチョになりながらナンパしてる人を見かけたらおそらく彼です！（笑）

 

んでまったく酔っ払いのいない飲み会も終了～

 

生卵賭けご飯のビデオを観に行こうということで俺の家へ～

 

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絶妙なコンビネーションで５分後にはGET★

 

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いやぁ～久しぶりにやりやすかった。

 

まったく心配ないぐらいにシンクロ率高いし。

 

ハル君とA子が帰宅。

 

B子は俺の家に泊まることに。

 

基本的に俺は女を家に泊めることはない。

 

泊めるとしたら１日だけ。１回だけの淡い時間。

 

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たった１日という時間で俺は彼女の心の渇きを癒すのだ。

 

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彼女の心の裏側に隠された『渇き』とはいったい？

 

真の解放トークとはSEXの先にある…

 

セックスカウンセラー（解放）によるサンジの癒しがはじまる。

 

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結局GET後、B子（仮名）＠ロリ系は、俺の家に泊まる事になった。

 

一緒にコンビニに買物に行くと、

 

彼女の別れた元カレから頻繁に電話が…

 

そーゆえば今回のコンパは、彼女が元カレから

 

別れを切り出されて凹んでるから開催されたのが理由だった。

 

自分から「別れよう」と言い出しといて

 

心配だから電話をかけてくる元カレ？？

 

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何かおかしくないか？

 

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俺はそう直感した。

 

GET目的なら彼女の内面は関係ないのかもしれない。

 

ナンパがHゲームだとするのならば、

 

そのゲームをクリアしたらどうするんだ。

 

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SEXの先にあるもの…それが頂上から先の世界。

 

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何を頂上とするかは知らないが

 

俺はSEXの向こう側をみようと試みる。

 

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「渇いてるな…」

 

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まるで砂漠にオアシスを作るようにして、

 

俺は彼女の心に様々な仕掛けを用意する。

 

女「彼女とかいるの？」

 

俺「う～ん…なんで？」

 

女「絶対いそうだもん、遊び人っぽいし」

 

俺「いろいろあってね…中身は誠実系よ？（笑）」

 

どんな女も抱いた後に必ず聞いてくるセリフ。

 

誰でもよかったかどうかを確かめたい心理。

 

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チェスで言えば、その先を読まなくてはならない。

 

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だから俺は、いきなり自分の恋愛模様の話はしない。

 

自分の情報を１開示したら相手の情報も１提示してもらう。

 

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悪魔には魂という対価を払うように。

 

天使には優しさという対価を払うように。

 

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彼女は俺という存在を知るにつれて、

 

本当の自分をしり本質に触れることになる。

 

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依存率を高めたいならば…

 

「きみだからこういう関係になりたかった」と言えばいいだろう。

 

でも相手の心を解放する俺は…

 

「出会うべくして出会ったならばその意味を知ればいい」と追求する。

 

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俺「彼氏も依存してない？」

 

別れを切り出したはずの相手が、

 

みずから電話をかけてくることが鍵だ。

 

その鍵で心の扉をひらいた瞬間…彼女は喋りだす。

 

彼氏とは４年以上も付き合ったそうだ。

 

いわゆるマンネリ状態だったのであろう。

 

彼女の女友達に男を寝盗る女がいるそうだ。

 

結局彼氏は浮気して、そしてそれを許せない彼女。

 

まぁ、よくある話だ。

 

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俺「盗られてないだろう？」

 

女「え？」

 

俺「気持ちはお前にあるから電話してくるんだろう？」

 

女「…」

 

俺「お前を思う気持ちに嘘はないと感じたならそれだけでいいんじゃん？」

 

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こうして彼女は涙を流しながすわけだけど、

 

ふと腕を見ると傷跡がみえる…リスカの跡だ。

 

ここまでの解放によると、まず原因は彼氏ではない。

 

恐らくもっともっと深い部分に原因があるはずだ。探ってみよう…

 

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彼女は、ある専門の先生になる為に資格を取得しようとしていた。

 

専門の学校にも通い、そしてその職業につくことは夢でもあったのだ。

 

しかし…授業の１つに心理学の先生がやってきてこう言った。

 

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先生「家族の絵を紙に書いてみてください」

 

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彼女は、長年隠し続けた重大な秘密がバレるのを恐れ白紙で出したそうだ。

 

長年隠し続けた秘密とは？それは…

 

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女「小さい頃、近親相姦されてたの」

 

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きたよトラウマ！トラウマレベルMAX！だね？

 

そして、その心理学の先生に彼女は呼びだされる。

 

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先生「まずは、家族の問題を解決しないと先生にはなれない」

 

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そして彼女は何十年と秘密にしてた近親相姦を母に打ち明ける。

 

そして親のセリフは…

 

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母「いまさら話されても困る。過去のことだから忘れなさい」

 

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結局彼女は夢を諦め、学校も辞めた。

 

生きる事は苦しい。でも死にたくはない。

 

そう思ってたら自分の腕を切っていたそうだ…

 

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ここまでで皆は何を感じたかな？

 

まぁ講習会を受講してモテルようになる人も多数いると思う。

 

それは結果的に女性心理の信号をキャッチできるようになったからだ。

 

そして過去１０００人以上の相談とかのデーター収集を

 

してて思うんだけど、自分の情報開示しないで答えを求める人も多い。

 

心理学の先生が彼女を救えなかったのも

 

彼女の情報が少ない（白紙）だったからだろう。

 

でもソレを引き出すのが心理学の先生の仕事じゃん？

 

結局は机上の勉強だけでそれを応用するパワーがたりないんだよ。

 

１＋１＝２　ってことは暗記してるんだけど

 

１と１が２つあることがわからない。いや説明ができないんだ。

 

聞くのが仕事だと勘違いしてるから

 

情報交換による癒し方ができないんだよな。

 

こういったことは出会いの経験値が高い

 

ナンパ師のほうが数倍は信号キャッチできる。

 

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そして今度は信号の問題。つまり親の問題だ。

 

いくらナンパが上達して女心をキャッチできても…

 

自分の子供や奥さんの信号をキャッチできなきゃダメだ。

 

何百人とSEXしてもそれができなきゃクズだ。

 

自分が子供の立場だったらどうする？

 

言葉も知らなく金も無く、どうやって環境脱出するんだ？

 

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その方法論を教えるのが親であり教育なんじゃないだろうか！？

 

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戦争反対と叫んだところで、

 

身に起こる小さな戦争さえも解決できなくてどうする？

 

社会が悪いと叫んだところで、

 

身に起こる小さな社会さえも解決できなくてどうする？

 

俺はつねに自分と戦っている。自分に勝ちたい。

 

この日記を読んで他人事だと思ってる人も多いだろう…

 

しかし彼女のようなことは実際に起きている。

 

近親相姦。

 

幼児虐待。

 

もしかしたら将来起こりうる身近な事かもしれないんだよ。

 

あなたは、その信号をキャッチできる自信がある？

 

そうした免疫ができてないと親でも平気で逃げるんだ。

 

俺はナンパで信号をキャッチする方法を教えてるかもしれない。

 

でも俺が本当に教えてることは、こういった状況の脱出方法でもある。

 

もちろん答えではない。切っ掛けだ。

 

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そして俺は、こうした心を彼女に熱く語りかける。

 

心理学の先生よりも熱く。

 

彼女の両親よりも熱く語る。

 

セックスカウンセリングの方法を理解してないと、
普通の会話に聞こえるだろうけど、実は意味があるんだよね。

 

ちょっと詳しく解説すると以下のようになる。

 

まず女のトラウマを整理。

 

１）リスカする理由を認めてあげる＝存在理由

 

２）近親相姦によるＳＥＸへの不信感＝ＳＥＸの意味

 

３）救ってくれない親や先生への疑問感＝不幸・悲劇の感情

 

まず（１）にたいしての会話を引き出す。

 

女「刺青（タトゥー）したいんだよね？」

 

そういいながら刺青の画像を俺にみせる。
雑誌とかの刺青を撮影している。

 

俺「これ、かわいいんじゃん？これはいまいちだねー」

 

拒否も肯定もしないで、その会話に焦点をあわせて共感してあげる。

 

これにより相手は自分を受け入れてくれたと感じて次の段階の自己開示を見せてくる。

 

女「腕に傷があるからさ…隠したいんだよね？」

 

こうボソっと言い出す彼女。

 

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俺「証明だろ？切る理由ってさ」

 

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この「証明」って言葉で確信をついてしまう。

 

すると彼女はこう言った。

 

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女「死にたくはない。でも生きてるのが苦しい。すると気がついたら切っていたんだよね…」

 

つまり無意識なんだよね。

 

これが癖になると
依存率が高くなってるから

 

毎度、トラウマのフラッシュバックがでてくると
リスカしてしまうという繰り返しになってしまうわけ。

 

トラウマの治し方ってわかる？

 

トラウマの記憶ってのは、出来事の記憶に「つらい感情」が付随した形で残ってるから起こる現象であって、

 

苦痛を感じるのは、経験そのものの記憶のせいではなんだよね。

 

ツライのは、その記憶に結びついた「感情」であり、
その「感情の記憶」が残ってるからなんだ。

 

つまりこの「感情の記憶」を取り除けば、
経験そのものを思い出してもまったく辛くなくなるわけ。

 

「経験の記憶」には、苦痛を感じる記憶は存在しなくて、
そういった事実として客観的に受け入れることができるようになる。

 

こうなると、その「感情の記憶」は「経験の記憶」といった思考には侵入しなくなるから客観視することが可能になるわけだ。

 

この時点で彼女が言うセリフは次のような言葉になる。

 

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女「たしかに私は依存しやすいかも…」

 

俺「ん？例えば？」

 

女「人の温もりが欲しくて出会い系サイトやってたし」

 

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ここで出会い系サイトで会った人の話しをしだす彼女。これが（２）を意味する。

 

２～３人、会ってＳＥＸしたけど皆１回ぽっきり。

 

（ＳＥＸすることで自分の存在を確認しようとしてる。つまりリスカの代わりにＳＥＸに変化しただけという心理状態）

 

その中で同じ孤独感を持ってた刺青してる人と数回会ってたらしい。

 

彼は孤児で家庭に飢えてる気持ちとかを彼女に話してた。このときの記憶が刺青でリスカ跡を隠そうとする心理に繋がってきたんだと思う。

 

その話を聞いて俺は・・・・

 

「その男も依存してるよね？依存相手を求めてるから出会い系をしてるんじゃない？そして、お互いに依存相手が見つかったから何回も会うんでしょ？」と言う。

 

彼女は「そうかも…」と頷く。

 

俺「依存の治し方ってわかる？分散することだよ。」と告げる。

 

分散とは、とにかく夢中になれるものを複数作れば良い。
ＴＶ番組でも漫画でもなんでもいいからマイブームを作って趣味を増やす。

 

これだけで依存率は減少する。

 

こうやって説明してあげると彼女は、より深いトラウマを告白するようになる。
人間の性欲は本能だから、そこでトラウマの本性が見抜けるので癒すことも可能なのだ。

 

近親相姦の事実。
心理学の先生による夢への挫折。
出会い系サイトにたいする人への依存心。

 

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こういったトラウマの理由を彼女は俺だけに話すわけだ。

 

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ここで（３）にたいしての会話が引き出されたわけ。

 

家族にたいする「感情の記憶」が出てきたと感じた俺は、こう言う。

 

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俺「子供が子供を産んでるんだよな。もう頭の許容量が満タンで考える余裕すらないんだろうね」

 

女「そう！それ思う！」

 

俺「でも逆に俺達はそれをここで学んでおかないと、また親と同じ過ちを繰り返すことになってしまうんだよね。」

 

女「うん」

 

俺「ボノボって猿を知ってる？争いごとが起きたりすると、交尾して場を治めるんだ。しかも、メス同士、オス同士、はては生殖能力のない子供までが、このような性行動を取る。

 

この猿は人間の言葉も理解できてコンゴ人と共存してるんだ。二足歩行で歩くこともできる。さっきも言ったけど乱交やＳＭなど新しいＳＥＸにより救われる人もいるんだよ。それは新しい領域じゃん？

 

よーするにモノは見方によってどうとでも変化する。

 

先入観に囚われて１つの方向でしか見れない人は一生他人と共存はできないし苦痛も永遠に続く。

 

例えば、その心理学の先生だって何のために心理学を学んだんだ？

 

結局は誰も救えてないだろ？それは机上だけの学びだからだよ。

 

もしも不幸話ランキングがあったとしたら、お前１位じゃん？

 

語れるし話せるんだから自信もっていいんだよ。

 

それは同じような経験した人にとっては希望にもなるんだよ。

 

さいしょから価値や意味など存在は、しないんだ。そこに価値や意味をつけていくのは自分自身だし、それを成長といい人生と呼ぶんじゃねぇかなぁ・・・

 

そう考えると、今までのＳＥＸ体験だって意味があるし、俺と会ったことも出会うべくして出会ってるんだよ。こんなこと話す男って今までいなかったでしょ？

 

実際はチャラチャラした遊び人にみえても、話すことは、その心理学の先生よりも深いでしょ？

 

傷ついたぶんだけ人の痛みもわかるし、だからより優しくなれるし、癒すことができる。こう考えると同じように苦しんでる子に出会ったときでも癒してあげることができるだろ？

 

そういう選択の幅がたくさんあるということを伝えるのが教育であり学校であり親のはずなんだよな本当ゎさぁ。」

 

彼女は目を大きく見開きながらこう言う…

 

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女「人生の宝箱をみつけた気分」

 

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生きる事に希望がもてたそうだ。

 

そして、今までの経験があったからこそ、
こうした話を聞くことができ、そして理解できることに感謝してると

 

きっといままで許せなかったものが許せたのであろうか…

 

彼女は俺にそっと呟いた。

 

「出会えてよかった」と…

 

その後、彼女からメールが来た。
再び夢を追うために資格の専門学校に通いはじめたそうだ。

 

SEXをして感謝されるセックスカウンセリングとはこういうことだ。