これはナンパ師になる前の話。
Y恵と出会う前に付き合っていた彼女だね。
知人が開催してたクラブ系のイベントで知り合って、加藤あいを綺麗にした感じで、美形でスタイル良くて、色白でルックスは良かった。
彼女の年齢も18歳とかで、当時は俺も若かったので、同世代ぐらいか。
このときは、恋愛感情のトキメキみたなものを感じたことがなかったときなので、少しでも好みだったり、イイ女と感じたら、すぐに付き合っていた。
これがのちのち、Y恵と出会うことで恋愛感情というものを知り、
色恋的な口説き方は、しなくなるわけだが、
当時は、恋愛感情なんてものは、単なる暗示で、そういうふうに心理的なテクニックで、
意図的に思わされているだけの現象だとしか、俺は思っていなかった。
彼女は、心臓に持病ががったのだけれど、
幼少期に海外で手術して治ったというエピソードがある。
今にして思うと、海外で心臓の手術できるとか、かなり富裕層だなと思うけれど。(笑)
まぁ、普通に付き合ってデートしたりして遊んで、
初めてラブホテルに誘ってSEXするときに、判明したことが!
処女でした!(照)
この完成されたルックスで処女というのも珍しかったけれど、だんだん彼女のほうが依存しだして、
女「一緒にいないと不安なの」
みたいに、俺に一途になりすぎてきたんだよね。
これを俺は【カルガモ現象】と読んでいて、カルガモの赤ちゃんは、最初に目のあったものを親と思う性質がある。
それと同じで、心理的な誤作動みたいなものだと、諭してしまう。
なんていうか、ナンパする前の俺は、そういうところが冷たかったんだよね。
恋愛映画を見て泣くなんて信じされなかったし、
恋愛漫画なんてイライラするだけの内容でしかなかった。
それが今では、涙して泣けるんだからねぇ・・・
本当に、心底惚れた女による愛のパワーというものは、恐ろしいと思うよ。
これ逆説パターンでも同じで、この彼女が、本当に俺の事が好きなら裏切らないだろうと思ってたんだよね。
でも、不安からか、彼女は、街でナンパされた男と食事をしに行ってしまうわけ。
ただ、飯を食いにいっただけなのだけれど、俺にとっては、当時ナンパなんてものはSEXだけしか考えらえない、つまらないゲームだと思ってたので、否定派だったんだよね。
昔の俺は、知り合った女を、いかにして心理戦で口説けるかにこだわっていたから。
同じ女遊びでも、俺にとっては、そこにこだわりがあったんだ。
だから彼女がナンパに反応してしまったということは、単なる心の不安定な個所に付け入られた結果でしかないと思い、
なによりも、俺は弱い女が、好きではなかった。(精神的に強い女が好き)
だから、ナンパでついていくような女は、いらないという理由で、すぐに別れてしまったんだよね。
それから月日が経過して、Y恵と出会うわけだが、
この昔の彼女のエピソードを話したら、
Y「ナンパも1つの出会いよ?」
と、言うわけさ。
そんなものは綺麗事だ!と俺も昔は思っていたさ。
それからY恵と音信不通になったりして、俺はナンパをはじめることにした。
「ナンパは出会いという解は本当なのか?」この疑問を検証する意味合いも強かった。
そしてナンパ日記を書きながら、たくさんの女を抱き、たくさんのナンパ師をみてきた。
俺が出会った多くのナンパ師達は、
なにかしら心に傷をもっていたり、
心底好きな女と上手くいかなかったりなど、ナンパをする<理由>というもを各自もっている人が多かった。
恋愛感情など、たなる心理的作用の不具合にしか思っていなかった俺は、
やがて「愛」を知り、「人」となり、「恋愛感情」を知った。
「ナンパ師などSEXしたいだけの奴らだろう」そう思ってバカにしてた自分も、実際にナンパをして、たくさんの人に接することで、必ずしも性的欲求だけで動いてるわけではないこと知ったのだ。
だから、俺は20年以上という歳月が経過した今でも、たからかにこういうのだ!
「ナンパは出会いだ」と。
この心は、まだ失っていない。
結果報告
新規H:1人