当時の俺はナンパ師として雑誌の連載などももっており、
エロ本の企画で「AV監督への道」というのが、はじまった。
これはAVの企画モノの、
ヤラセのナンパAVとは違う、
本物のナンパAVを作ろうという試みで、
当時は、スマホなんてない時代のなか、
俺は、ガチでビデオカメラでハメ撮りしてたから、
そういうリアルなのをAVとしてリリースしていこうと、はじまった企画だ。
某大手AVメーカーの社長と面談したりして、
AVの撮影現場とかも無料で行って、
記念にチンコだけ出演したこともある。(顔出しはしてないです)
某AV女優の顔にガン射してるチンコは、俺のチンコです!(笑)
AV業界には、ネットなどで公開されている総合のとは別途に、
売れ行きのランキングというものがあって、
当時の1位は、
某〇〇線の1車両目に、AV女優と、カメラマンを乗車させ、
カメラマンは隠し撮りだけしておくというもの。
男優はいっさいでてこない。
なぜかというと、この1車両目は、痴漢のメッカで、
9割が男しか乗車してないの。
それを知らずに女が乗車すると、
9割の男が痴漢愛好者なものだから、
全員から痴漢されるという恐怖の電車なのである。
だから男優は乗車じないで、
ガチの痴漢をAV女優がされるのだけれど、
カメラマンが、その痴漢の手を掴んで、
「テメェ!俺の女を痴漢してんじゃねぇ!次の駅で降りろ!」
などと脅すわけ。
で、次の駅で降りるわけだけれど、
手を振りほどき痴漢が逃げるんだ。
それをカメラマンが追いかけて、
捕まえて、
ボコボコに殴るんだ。(汗)
それで警察につきだすぞ!と脅すと、
痴漢が、凄い謝るから、許してあげて終了~という内容。
これが、当時は、今までリリースしたなかで1番の売れ行き本数だったと一緒に動画見ながら説明されて。
俺「つか、脱いでないやん!」(心の声)
俺「つか、ドキュメンタリー人生劇場やん!」(心の声)
なんて思っていたわけ。(笑)
これ、心理的に分析すると、なかなか面白い結果で、
実は、俺の生徒でアダルトサイトの運営会社を経営してる人がいて、
そこでのダウンロードで1番売れた動画の内容というものが・・・
街中の物干し竿に女の下着が干してあるだけの動画!
これが1番売れたそうだ。
ちなみに2番目に売れたのが・・・
ドアノブを女がひたすら舐めるだけの動画!
いあやぁ、ビックリでしょ?
まった俺の予想だにしない、フェチ動画が1番売れ行きいいわけさ。
ということは、性器、裸体、SEXというものは、何なのだろう?という疑問が出てくるわけ。
身体でSEXしてると思っているかもしれないけれど、実際は精神的な結びつきだったり、性を感じさせる<何か>に性的欲求を向かわせてるだけなのではないか。
俺は、そう思ったし、
だから「愛」の解明の他に「性」の解明として、
さまざまなタイプの女とSEXをしてきたし、
好みとか好みじゃないなどの、自分のタイプなんて二の次で、
とにかく、いろいろなタイプ別の女性を攻略することのほうに重点をおいていった。
そして「AV監督への道」にたいして、
俺が考えたのは・・・
童貞を募集して、
素人の女にカメラをもたして、
女側の視点から、童貞喪失の瞬間を撮影する!
そんなリアル・ドキュメンタリーAVを作る事にした。
まずは、ナンピースで童貞を募集することにしたら、
何名か、写真と童貞にいたる経緯についての説明などがメールに届いた。
まぁ、ぶっちゃけ童貞連合(童貞しか所属できない有名な集団)の会長も当時知ってたので、
そこに連絡してもよかったんだけれどね。
まぁ、童貞連合だと、童貞喪失したら脱退しないといけないから、
ガチで童貞を守ってる男ばかりなんだよね。(汗)
だから一般募集から決めることにした。
女は、ナンパで俺がGETしたあとキープしてた子で、職業OL。年齢25歳という、普通の女子。
風俗嬢でもなければ、AV女優でもない。
で、顔も出ないし、ギャラも出ないけど、晩飯おごるから出演してくれない?と頼むとOKが出たので、出演してもらうことにした。
この彼女が清くOKするのには理由がある。
それは、俺がナンパ師であることがバレているからだ。(爆)
最初にナンパしてSEXするときは、
女「付き合わないでHするなら、もう会わないから」
なんて言ってたくせに、
それから、もう会わないのかな~なんて放置してたら、
雑誌経由で、俺がナンパ師だとバレてしまい、
それから再び連絡がきてキープ化したという、
まぁ、珍しい?流れの関係性だ。
だから、俺が、こんなメチャクチャな提案を平気でする奴だということは認識してるってわけ。
心理ハードルが下がっているから、
気構える必要がないのであろう。
本当はエロい女だからって、別に俺が軽蔑するわけでもないしね。(笑)
何よりも、女がビデオカメラを持ってハメ撮り撮影するわけだから、前代未聞である。(笑)
で、女に、どの童貞ならSEXしてもいいか選ばせて、
そして撮影当日~
まずは3人で食事して(そこも撮影)
その後は、女にビデオカメラを渡して、童貞と女の2人きりでラブホテルに!
俺は、自宅で待機しながら、
ハムハム(生徒)と、桃鉄やって連絡が来るのを待つ!(爆)
昔は、アホみたく桃鉄ばっかりやってたなぁ。
そして2時間ぐらい経過すると・・・
そこには、男になった元童貞の姿があった!!!
いやぁ、マジで顔つきが違ったものなぁ。
こりゃ、全米が泣くやつだわって思ったわ。(いや、泣かないなこれじゃ・笑)
それから編集して発売したんだけれど、
いろいろあって(光の光源が弱いとか映像的な部分の関係で)大手メーカー経由じゃなく、インディーズ販売になっちゃったよね。
全部、女の視点から撮影されてるから、
抜けはしないけれど、
でも女側の視点からSEXが見れるというのは、新しい試みだったと思う。
しかも、ヤラセなしだからね。
この映像で、一番印象に残ったのは・・・・
童貞が初めてチンコを挿入する瞬間に「あったかい…」って一言もらした部分。
そうかぁ~、「あったかい」なんて詩人みたいな言葉を解き放つんだなぁ。
当時の俺が、なぜ爆発的に人気だったのかというと、
やはり、ナンパというテクニックツールを使って、
最大にアホみたいな企画を実行してたからだろうと思う。
だってノーギャラだからね。全員。
そこには、SEXを使って面白い事をガチでやる!って考えしかなかったから。
俺が目指したどネタ動画ってこういう世界だったわけだが、
結局今の時代になってもyoutubeとかにしても、こんな動画は削除対象でUPできないわけだ。
それどころか、ますます規制で厳しくなって、まったく表に出すことができなくなってる。
結局、今の世の中は、女に金払って、SEXするだけの、オナニー動画を量産して終わりの世界に成り下がった。
なぁ、それは本当のSEXかい?
それが正常なSEXだって思わされているだけなんじゃないのか?
よーく考えた方がいいよってことだ。
本当にバカげた茶番の世間というものにたいして、
もっとバカバカしい仮面を被った社会は真意のものをぶつけたかったわけよ。
一般的のAVは男性のためのオナニー動画止まりなわけだけれど、
実際の売れ行きから分析すると、違う結果が出てくる。
その昔、俺が生まれるはるか以前の時代には、
キンゼイ博士という人が、国民の性癖をデータベース化するという研究をおこなっていた。
その結果、各個人が普通だと思っているSEXは、
それぞれ、まったく違う性癖をもっていることが判明した。
ようするにノーマルという基準が存在しないわけ。
まぁ、動物的にみても正常位なんてものは、存在しないわけで、
多くの動物は、バックでSEXをする。
正常位でSEXをするのは、人間とボノボぐらいじゃないかな?
ボノボ(人間にもっとも近い猿。争いを回避するために乱交をする。)
SEXというものを追求してみると、
単純に女のコーマンにポコチン突っ込む行為というのとは、違う領域があることは確かだ。
おそらく性癖は人それぞれ違うし、
そこにあるリビドーを蓋をしないで研究していくことで、
人間の深層心理における行動と結びつけることもできるだろう。
俺は、当時メディアに出演しつつ、
ナンパという行為を通して、
そういう分析的な結果を、真面目に伝えようとしてたのだけれど、
多分、伝わってねーんだろうなぁ・・・(汗)
結果報告
新規H:1人